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『バンデットQ』(''Time Bandits'')は、1981年のイギリスのファンタジー映画。監督はテリー・ギリアム。製作総指揮と主題歌を元ザ・ビートルズのジョージ・ハリスンが手がけている。 日本での公開は1983年。オリジナルの上映時間は約116分だが、当初の日本における劇場公開版では日本人に分かりにくい場面とエンディングの一部がカットされ(少年が家に帰ってきたところで終わる)、約103分となっている。これは、本作を子ども向けのファンタジー作品として売りたかった日本側の興行的な理由による。なお、TV放映時(『日曜洋画劇場』1988年1月10日放送)にはエンディング部分は復活しており、日本国内向けに発売されたLDとDVD・Blu-ray版ではオリジナル全長版となっている。'Time Bandits'')は、1981年のイギリスのファンタジー映画。監督はテリー・ギリアム。製作総指揮と主題歌を元ザ・ビートルズのジョージ・ハリスンが手がけている。 日本での公開は1983年。オリジナルの上映時間は約116分だが、当初の日本における劇場公開版では日本人に分かりにくい場面とエンディングの一部がカットされ(少年が家に帰ってきたところで終わる)、約103分となっている。これは、本作を子ども向けのファンタジー作品として売りたかった日本側の興行的な理由による。なお、TV放映時(『日曜洋画劇場』1988年1月10日放送)にはエンディング部分は復活しており、日本国内向けに発売されたLDとDVD・Blu-ray版ではオリジナル全長版となっている。')は、1981年のイギリスのファンタジー映画。監督はテリー・ギリアム。製作総指揮と主題歌を元ザ・ビートルズのジョージ・ハリスンが手がけている。 日本での公開は1983年。オリジナルの上映時間は約116分だが、当初の日本における劇場公開版では日本人に分かりにくい場面とエンディングの一部がカットされ(少年が家に帰ってきたところで終わる)、約103分となっている。これは、本作を子ども向けのファンタジー作品として売りたかった日本側の興行的な理由による。なお、TV放映時(『日曜洋画劇場』1988年1月10日放送)にはエンディング部分は復活しており、日本国内向けに発売されたLDとDVD・Blu-ray版ではオリジナル全長版となっている。 == あらすじ == イギリスの地方にある住宅街。11歳の少年ケヴィンの子供部屋で、ある晩、唐突に馬に乗った騎士がクロゼットを破って現れ、壁を抜けて姿を消した。ケヴィンは驚いて部屋を見回すが、壊れたはずのクロゼットも壁もなんともない。親に話そうにも聞いてももらえない。翌晩、怖いながらも証拠写真を撮ってやろうとインスタントカメラと懐中電灯を持って待ち構えていると、今度は態度の大きい6人の小人(こびと)たちが現れる。 小人たちが言うには、自分たちは時空を股に掛ける強盗団だという。時空間を自由に移動できるタイムホールが記された地図を使って移動する最中、ケヴィンの部屋に迷い込んで来たのだ。そのとき、巨大な顔が追いかけて来て、ケヴィンは訳もわからず小人たちと逃げ出す羽目に。実は小人たちは、万物の創造主に仕えて下働きをしていたが、ある日仕事に嫌気が差して、こっそり創造主から地図を奪って逃げてきたのだった。 1796年のイタリアに姿をあらわした一行は、侵攻中のナポレオン・ボナパルトに出くわす。背の小さいことで劣等感を抱いていたナポレオンは、ケヴィンや小人たちが自分よりチビ助なのに大いに気を良くして晩餐に招く。晩餐会でナポレオンが良い気分で酔いつぶれると、小人たちはそこら中から金目のものをかっぱらい、タイムホールを使いまんまと逃げおおせる。 次に一行はシャーウッドの森に姿を現し、ロビン・フッドと遭遇する。小人たちより一枚上手のロビンに、ナポレオンから奪った宝を横取りされてしまう。しかしその様子を、虎視眈々と狙う者がいた。悪魔が、このタイムホールを利用することで、世界を支配する野望を果たそうとしていたのだ。そして地図を奪おうと画策する。 森にまたしても創造主が現れ、逃げるうちにケヴィンはギリシャの砂漠に一人放り出されてしまう。砂漠で野獣の仮面をかぶった男と格闘していたアガメムノンを手助けし、功績を称えられ彼の養子にされかけたケヴィンだったが、そこへまた小人がやってきて彼ごと姿をくらます。その後も沈没直前のタイタニック号に姿を現したり、帆船に拾われてみればそれは巨人の帽子だったりと波瀾万丈な冒険の果てに、地図を狙う悪魔におびき寄せられ、悪魔の居城に入ってしまう。 罠にかけられ地図を奪われた一行は、様々な世界から射手やら騎士やらガンマンといった助っ人を呼び込むが、悪魔にはやられっぱなし。あわや絶体絶命というところで、創造主が現れて悪魔を破壊してしまう。小人たちに砕け散った悪魔のかけらを拾い集めさせると、創造主は彼らを連れて帰ろうとする。ケヴィンも一緒にという小人に、創造主は「彼は自分の戦いを続けるのだ」…と。 気付けばケヴィンは自分のベッドの中。しかし家は火事で煙にまかれていた。彼を助けに来た消防士は、何故かアガメムノンと同じ顔だった。そしてケヴィンのかばんには、冒険の旅で撮ってきたポラロイド写真が。その時、火事の家の中から、小人がひとつだけ拾い損ねていた悪魔のかけらが現れる。ケヴィンが止めるのも聞かず、かけらに両親が触れた途端、2人とも消し飛んでしまう。呆然とするケヴィンを残し、アガメムノンにそっくりの消防士はケヴィンに謎めいたウィンクを残して去っていく。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バンデットQ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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