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楽譜(がくふ)は、楽曲を演奏記号や符号などの記号によって書き表したものである〔スーパー大辞林(三省堂 2006-2008)より〕。一般に、西洋音楽に発祥したものを指すが、世界の音楽において、様々な楽譜が存在している。また、この記号化の規則を記譜法といい、楽譜を譜面と呼んだり、単に譜と呼んだりもする。 == 概要 == 楽譜は、ことばを記録する文字と役割が似ているが、文字が必ずしも朗読されることを目的として書かれるのでないとの対照的に、楽譜はほとんどの場合演奏されることによって目的が達成される所が大きく異なる。 文字では筆記者の意図を書き記したものと語られている内容を書き取ったものとがあるのと同様に、楽譜にも筆記者(作曲家・編曲家など)の意図を書き記したものと演奏を書き取ったものがあり、楽譜の作られ方に若干の相違が生じる。 また、音楽の記録のためには、音そのものを録音するという方法があり、この方法は音楽の微細な表情を記録するのに非常に有効である。しかし、録音が演奏の記録にすぎないのに対して、楽譜には音を使わずに読むことができるので演奏しながら読むことができる・演奏のためのさまざまなヒントを記すことができる・時間の流れを越えて視覚的に把握することができる・といった特徴があり、録音に取って代わられるものではない。 作曲においては楽譜という形で記す事で、楽曲の全体の構成を整えたりするという効用がある。また一方、楽譜を読み書きする技能は作曲や演奏・歌唱には絶対に必須のものではないため、楽譜が読み書きできない作曲家(例:ヴァンゲリス)や演奏家・歌手(例:ポール・マッカートニー)は少なくない。エロル・ガーナーはジャズの名曲・「ミスティ」の作曲家として有名なピアノ演奏家だが、独学でピアノ演奏を会得していたために楽譜の読み書きができず、ある日飛行機で移動する最中にふと頭に浮かんだメロディを記すすべがなかった。彼は到着した先のホテルのピアノとテープレコーダーを急遽借りて、演奏し録音する事でメロディの亡失を防いだ逸話が残っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「楽譜」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sheet music 」があります。 スポンサード リンク
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