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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ アイドル : [あいどる] 【名詞】 1. (1) idol 2. (2) idle 3. (P), (n) (1) idol/(2) idle
バーチャルアイドル()とは、実在しない架空のアイドルのこと。広義としては美少女キャラクター全般を指す場合もある〔「「バーチャル・アイドル」とは、ディスプレイのなかのアイドルたちのこと。おおまかにいうと、美少女=バーチャル・アイドルということになります。つまり、ゲームやアニメに登場する女のコ全般をさす便利な言葉なのです。」『Virtual IDOL vol.3』 p.114〕〔「バーチャル・アイドル 現在・過去・未来」 『Virtual IDOL vol.2』 p.75-85〕。 仮想アイドルとも呼ばれ、特に姿形にコンピュータグラフィックス (CG) を用いているものについては、CGアイドル〔「「まさに"この世のもの"とは思えない!!「CGアイドル」の魅力に迫る!」」 『週刊!エキサイト Vol.156』| Excite エキサイト : ニュース 2004/7/13〕、バーチャル・リアリティ・アイドル(VRアイドル)〔「バーチャル・リアリティ・アイドル 伊達杏子 DK-96 デビュー」 『TVぴあ 関東版 217号』 ぴあ 1996年05月25日 pp.26-29〕〔『レプリカント vol.6』 <Bamboo Mook> 竹書房 2000年06月 ISBN 978-4812406236 pp.96-100〕などと呼ばれたこともある。 == 概要 == バーチャルアイドルは、絵、アニメーション、コンピュータグラフィックスなど、様々な手段で形作られ、インターネットを含む仮想的な場や、時には現実の場においても、アイドル(アイドル歌手やグラビアアイドルなど)の様に活動を行う、またアイドルの様に扱われるキャラクターである。 元々は和製英語で、バーチャルアイドルという言葉が使われるようになったのは1990年代から。同時期はバーチャルリアリティという概念が一般に知られるようになった頃であり、英語"virtual"の大元の意味「実質的に同じ、効果としては同じ」さらにそこから派生した「コンピューターを用いて現実に実体のあるものの本質的な部分を仮想的に構築した」とは異なり、日本では「バーチャル」=「架空の」と理解され、実在しないアイドル、アニメやゲームに登場する美少女キャラクターを意味する造語としてバーチャルアイドルという言葉が用いられるようになった〔。 1990年代に、アニメやゲームに登場した架空の美少女が次々とアイドル化していき、1996年には芸能事務所による3DCGを使用したバーチャルアイドルも登場、1990年代末から2000年代初頭にかけてはパーソナルコンピュータの高性能化や、インターネットの普及に伴い、一般の個々人が3DCGアプリケーションソフトウェアを用いてバーチャルアイドルを作り上げようという動きも見られた。2000年代には、ネットアイドルの仮想版であるバーチャルネットアイドルも誕生する。2005年にはアイドルグループのプロデュースをシミュレーションするアーケードゲーム『THE IDOLM@STER』が発表され、流行した〔"Not techncally a music game but the inclusion of rhythm game elements in a vastly popular video game series brought the rhythm game genre to casual gamers of Japan." Philip H. Peng,Stephen H. Lane 「CIS400/401 Project Proposal - Designing Rhythm Game Simulators for Touchscreen Devices 」 のDepartment of Computer and Information Science(CIS)でApril 23, 2012: CIS Senior Design Winnersの一位 獲得論文。参考元はScott Steinberg 『Music games rock: Rhythm gaming's greatest hits of all time』 〕。2007年には、バーチャルアイドル歌手をプロデュースするというコンセプトで歌声合成ソフト『キャラクター・ボーカル・シリーズ01 初音ミク』が登場し、そのキャラクターである「初音ミク」は世界的な人気を博している。 バーチャルアイドルは、生身の人間の限界を超えて、歌や動画、写真集など様々な展開が可能なものの、受け入れられるには同人の二次創作などの受け手の自由な活動を許容するなど、押し付けがましくない事が必要である〔「メディアを通して女性を消費する場合は常にコントロールされていて、自分がパラメータをいじることはできません。」「昔、CGアイドルっていましたよね。これがあまり普及しなかったのは、おそらくパラメータをいじれなかったからだと思うんです。CGアイドルはアイドルの代替物であって、それよりも劣るというところが、ネックだったのではないかという気がします。」 『ユリイカ 2008年12月臨時増刊号』 p.99〕〔太田省一 『アイドル進化論 - 南沙織から初音ミク、AKB48まで』 pp.263-264〕。また、一方通行の媒体よりも、操作する余地の格段に広いゲームのような双方向の媒体の方が、バーチャルアイドルとのより自由で濃密な交流が可能である分、優位とされる〔太田省一 『アイドル進化論 - 南沙織から初音ミク、AKB48まで』 pp.234-235〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バーチャルアイドル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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