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ビックバイパー開発史 : ミニ英和和英辞書
ビックバイパー開発史[びっくばいぱーかいはつし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
開発 : [かいはつ]
  1. (n,vs) development 2. exploitation 
: [はつ]
  1. (n,suf) (1) departure 2. (2) beginning 3. (3) issued by (e.g., document) 4. (4) counter for gunshots 

ビックバイパー開発史 : ウィキペディア日本語版
ビックバイパー開発史[びっくばいぱーかいはつし]

ビックバイパー開発史(ビックバイパーかいはつし)は、コナミ(→コナミデジタルエンタテインメント)のシューティングゲームグラディウスシリーズに登場する架空の宇宙戦闘機の歴史を記した、『グラディウスV』の初回生産版特典に付属された冊子である。
冊子の内容は初代当初から設定されていたものではなく『V』リリース時に作成された、いわゆる後付け設定である。

== 対バクテリアン迎撃機の開発 ==
そもそも、超時空戦闘機ビックバイパーが誕生するきっかけとなったのはグラディウスシリーズで敵役として登場する「バクテリアン」の脅威であった。かつて衛星「ポスウェル」の領有権を巡った抗争「ポスウェル防衛戦争」後、相互安全協定と通商条約を結んだ惑星ラティスとの共同戦線でバクテリアンに対抗したが、ラティス防衛宇宙軍の第一機動部隊はバクテリアン戦闘機軍団との交戦の結果、全滅してしまった。この結果に衝撃を受けたグラディウス・ラティス両惑星宇宙軍は急遽、従来の性能を凌駕する宇宙戦闘機(超時空戦闘機)の開発に着手することになった。
グラディウス宇宙軍は次期主力戦闘機の開発を依頼。新設されたばかりのグラディウス宇宙防衛省・星間安保部の兵器開発部門からの発注として民間企業に提示された。開発計画名を「ミッション・DDD」とし、短期間で開発生産、かつ要撃能力を重視した宇宙戦闘機であることを要求した。その要求に対するスペックは以下のとおり。
#単座・単発(パイロット1名・エンジン1機)
#使用部品40万個以内(最終量産機体はこれを厳守。ただし、メインパワーユニットは除外)
#最大全長20m以内
#メンテナンススキルのレベルがB以下。
#第一戦闘速度マッハ122以上(敵戦闘機の1.4倍以上とする)
#戦闘続行時間12時間以上
#G解消装置の装備
#他目標同時処理能力を持った火器管制装置の搭載
#機体表面の80%にコーバナイト合金を使用。
#ロングレンジ光学兵器の装備。破砕ポテンシャルDクラス1基
#ロングレンジ実体弾搭載ベイ×9?
#破砕ポテンシャルDクラスに耐えられるエネルギーシールドを搭載(出力106メガガルス以上)
#パイロットの照合にバイオマトリクスを採用(動脈照合及びラッセル照合を使用)
以上の依頼内容の根拠はバクテリアンの主力戦闘機を撃破できる性能を求めた結果で、過去の宇宙戦闘機とは到底かけ離れた性能の要求となってしまった。この開発計画に最初に手を挙げたのは、大艦巨砲時代から兵器を作り続けていた軍需産業の老舗で政府との太いパイプを持つ「ガイカニクス・ファイアー・アームズ社」であった。そして発注に応じ、生産性と構造強度を主眼におき、最新の核融合エンジンを搭載した迎撃戦闘機「スタードロックスMk1・TX」を開発した。機首にレイアウトされた強力なエネルギーカノン「ウィザーク」は対戦闘機戦だけではなく出力の調整も可能で、最大に高めれば戦艦をも致命的打撃を与えることが可能という強力な兵装であった。ところが模擬戦闘において28mという大柄な機体は旋回性、機動性ともに難があり、自慢の大出力エネルギー兵装が活用できないことが判明。一次審査で落選という憂き目を見ることになる。ただし、ウィザークはのちにバイパーシリーズに採用されることになる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ビックバイパー開発史」の詳細全文を読む




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