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ビューライナー(Viewliner)は、アムトラックの主にシカゴ以東の長距離列車で用いられる一階建て客車である。「ビューライナー客車」とも呼ばれる。 アムトラック沿線の都市名の一つ「インディアナポリス」と名付けられた試作食堂車を例外として、2013年までの時点で運用中の全車が寝台車であり、各車に"View"の語を含んだ愛称がつけられている。 2014年現在、ビューライナーは座席車および軽食堂車のアムフリートとともに、アムトラックの一階建て客車の代表的車輌として運行中である。 これら「ビューライナーI」に加え、アムトラックは2014年中に食堂車、寝台車、荷物車と職用車の合造車、全室荷物車を含んだ130両からなる「ビューライナーII」を増備開始する見込みである。 ==初期設計== 1980年代、アムトラックは1940年代より運用されてきた旧式の〔アムトラック発足以前に旅客列車を運行していた各社から引き継ぎ運用された客車のこと。〕の置き換えを考えていた。 アムトラックでは1979年より新造客車の決定版として2階建てスーパーライナーを増備していたが、この客車は車高が高すぎ、車両限界の関係で米国東部各線のニューヨーク・ペン駅やボルチモア駅に乗り入れることができなかった。 そこで、アムトラックはバッド社との協働で、モジュラー構造を活用した新型の寝台車および食堂車の設計を始めた。これは、ユニットバスのように別個に造った内装設備(電装品、給排水設備)を各車輌に装着するというものである。これにより、メンテナンス性の向上や改装のしやすさといったメリットを実現できた。側面にはこのためのハッチが設けられ、ビューライナー系列の特徴となった。 スーパーライナーとは異なり上段寝台の乗客のための窓が設けられているため、上下段両方の寝台から外の景色(view)を眺められるようになっている。 ビューライナーの導入当初、アムトラックは向こう十年間で1000台超にわたる車輌の組み立てを計画していた.。 ビューライナーの試作車は、1987年から1988年にかけ、バッド社供給の部品を元にインディアナ州で組み立てられた。その内訳は、寝台車2台(2300号車と2301号車)と食堂車一台(8400号車)であった。 これら試作車はシカゴ-ピッツバーグ-ワシントンDCを走る夜行列車「キャピトル・リミテッド」で1988年より運用を開始し〔、2002年まで定期列車で用いられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ビューライナー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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