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ビルギット・プリンツ(Birgit Prinz、1977年10月25日 - )は、ドイツの元女子サッカー選手。フランクフルト出身。1.FFCフランクフルト(1. FFC Frankfurt)所属。身長179cm、体重76kgの大型フォワードであった。女子サッカーを代表する選手のひとりで、2003年から2005年の3年連続で、女子部門においてFIFA最優秀選手賞に選出、ドイツ年間最優秀女子サッカー選手賞にも2001年から2008年まで8年連続で選出された。また実現こそしなかったがイタリア・セリエA所属のクラブ・ペルージャのガウチ会長が男子チームでの起用を目的に、獲得に興味を示した事でも話題になった。 == 経歴 == 幼少からサッカーに親しみ、17歳からはフランクフルトで初の女子サッカークラブ1.FFCフランクフルトに所属して活躍した。2002年からはWUSAのキャロライナ・カーレッジに移籍し、15試合の出場ながら12得点、8アシストと大活躍し、この年、クラブはリーグ優勝を果たした。2000年シドニー五輪、2004年アテネ五輪と、二度のオリンピックにドイツ代表の中心選手として参加し、両大会で銅メダルを獲得した。 FIFA女子ワールドカップには1995年スウェーデン大会からメンバー入りし同大会準優勝を経験、自身もグループリーグのブラジル戦で1得点を挙げた。その後の大会でも引き続き代表に選出され、2003年アメリカ大会では7得点を挙げ大会得点王とMVPを獲得しチームは初優勝、2007年中国大会も5得点を挙げてチームの2連覇に大きく貢献した。 自国開催となった2011年ドイツ大会では、ブンデスリーガ2010-2011シーズン中に負った怪我が元で不調に陥り、大会開幕後も一向に調子は上がらず、グループリーグのカナダ戦とナイジェリア戦はスタメン出場するがどちらも試合後半に途中交代を命じられ、以降はベンチメンバーとして臨んだが出場機会を与えられる事は無かった。チームはグループリーグを1位で通過するも準々決勝で日本に延長戦の末破れベスト8で敗退し、自身も無得点。同年代の澤穂希やアビー・ワンバックらが輝きを放ったのとは対照的に、個人としてもチームとしても不本意な結果に終わった(同大会は翌2012年ロンドン五輪の欧州予選も兼ねていた為、ドイツはその出場権も逃した)。大会終了後(2011年7月)にドイツ代表から引退、翌8月に所属クラブとドイツサッカー協会を通じて現役を引退する事を表明した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ビルギット・プリンツ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Birgit Prinz 」があります。 スポンサード リンク
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