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フィブロネクチンII型ドメイン(フィブロネクチン にがた ドメイン 、FNII、FN2)は、最初、フィブロネクチン(タンパク質)内部のポリペプチドの繰返し構造として発見された。その後、他のタンパク質に類似ドメインがあることから、進化の過程で保存されたタンパク質ドメインの1つだと考えられている。 1つのフィブロネクチンII型ドメインは、アミノ酸約60個からなり、2個のシステインがS–S 結合(ジスルフィド結合)を介してつながったシスチンを2つもつ(スカンディナヴィアのペイストリー・の形に由来)を形成している。 == 用語 == 略語のFN2は、C末端近くの2個のシステイン部分を欠いた単鎖フィブロネクチン(single-chain fibronectin)を指すこともあるので注意する。 ドメイン(domain)という用語は、もう少し大きいかたまりに対して用いることが多い(例:ヘパリン結合ドメイン)。この場合、本項目に該当する用語は、「モジュール(module)」、あるいは「繰返し(repeat)」の方が妥当である。その場合、1つのドメイン(domain)は数個の「モジュール(module)」(あるいは「繰返し(repeat)」)で構成されることになる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フィブロネクチンII型ドメイン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fibronectin type II domain 」があります。 スポンサード リンク
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