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フィル・ニール : ミニ英和和英辞書
フィル・ニール[ふぃる]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

フィル : [ふぃる]
 【名詞】 1. fill 2. (n) fill
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

フィル・ニール : ウィキペディア日本語版
フィル・ニール[ふぃる]

フィル・ニール(Phil Neal、1951年2月20日 - )は、イングランドノーザンプトンシャー出身の元サッカー選手、元サッカー指導者、現サッカー解説者。イングランド代表だった。現役時代のポジションはディフェンダー
選手としては、ノーサンプトン・タウンFCリヴァプールFCボルトン・ワンダラーズFCに在籍した。リヴァプール在籍時にはファーストディヴィジョンで8回、FAカップで4回、FAチャリティ・シールドで5回、UEFAチャンピオンズカップで4回、UEFAカップで1回、UEFAスーパーカップで1回優勝している。イングランド代表としては50試合キャップを記録し、UEFA欧州選手権19801982 FIFAワールドカップに出場した。指導者としてはボルトンの監督としてフットボールリーグトロフィーで優勝し、その後コヴェントリー・シティFCカーディフ・シティFCマンチェスター・シティFCの監督を務めた。
リヴァプール時代にはジーコ (Zico) というニックネームで呼ばれた。ブラジル代表のプレーメーカーであるジーコに由来するもので、ニールがしばしばクラブ史に残る重要な得点を決めることから名付けられた。
== 経歴 ==

=== 選手時代 ===
; 初期の経歴とリヴァプールFC
ウェリングボロ・タウンFCでサッカーを始め、1968年にサードディヴィジョン(当時3部)のノーサンプトン・タウンFCに移った。ノーサンプトンでは187試合に出場し、1974年10月9日、ボブ・ペイズリー監督が率いるファーストディヴィジョン(当時1部)のリヴァプールに移籍した。移籍金は6万6000ポンド。ベテランのクリス・ロウラーからポジションを奪うことが期待され、当初は左サイドバックとしてプレーしたが、右サイドバックとして出場した時の勤勉で精力的なプレーが評価され、右サイドバックとして名前を売った。同年11月16日にグディソン・パークで行なわれたエヴァートンFC戦 (0-0) でマージーサイド・ダービーデビューし、この試合では中盤のテリー・マクダーモットとコンビを組んだ。移籍からちょうど1年後の1975年11月4日、アンフィールドで行なわれたUEFAカップレアル・ソシエダ(スペイン)戦 (6-0) で移籍後初得点を挙げた。1976年にイングランド代表デビューすると、1980年にはイタリアで開催されたUEFA欧州選手権1980に出場したが、1勝1分1敗の勝ち点3でベルギーイタリアに次ぐグループリーグ3位に終わり、グループリーグ敗退となった。1982年にはスペインで開催された1982 FIFAワールドカップに出場し、イングランドは1次リーグを3戦全勝で2次リーグに進出したが、2次リーグの2試合はいずれもスコアレスドローに終わり、3ヶ国中2位で準決勝進出はならなかった。
1976-77シーズンのUEFAチャンピオンズカップ決勝、ローマで行なわれたボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ドイツ)戦では、勝利を確定させるPKを決めた。1977-78シーズンの同大会決勝ではクラブ・ブルッヘ(ベルギー)を、1980-81シーズンの同大会決勝ではレアル・マドリード(スペイン)を破り、1983-84シーズンの同大会決勝・ASローマ(イタリア)戦では再び得点を挙げた。リヴァプール在籍時にUEFAチャンピオンズカップで4回優勝しているが、これはクラブの歴史においてニールしか達成していない記録である。リヴァプールに在籍した11年間で23個もの主要タイトルを獲得しており、ニールはもっとも成功を収めたイングランド人サッカー選手のひとりに数えられる。1975年から1983年まではリーグ戦に1試合も欠かさず出場し、365試合連続出場という記録を樹立した。1983年に負傷で1試合のみ欠場して記録が途絶えた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フィル・ニール」の詳細全文を読む




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