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フシナシミドロ ''Vaucheria'' は、黄緑藻に属するの糸状藻類の一つ。枝分かれした細長い藻体には隔壁が無い。 == 形態 == まばらに分枝を持つ、不規則な分枝のある糸状体になる。細長い藻体にはしきりが無く、多核体となっている。糸状体の径は60-90μm、細胞壁は硬くて変形しない。手で触れるとごわごわした感触がある。細胞壁の内側には一面に葉緑体が並んでいる。葉緑体は長さ4-5μm、幅3-4μm。岩やコンクリート壁などに、しっかりと張り付いているのが普通である〔月井(2010),p.108〕。黄緑藻とはいうが、色はアオミドロなどとさほど変わらない緑色である。 藻体の成長は先端部に限定されている、いわゆる先端成長が行われる。先端部の構造は先端成長をする細胞、例えば毛根や花粉管、菌糸と類似する。それ以降の部分では、細長く延々と続く液胞がその中央を占めている〔Otto & Brown(1974)〕。 File:Vaucheria sp thallus 01.jpg|集団(ほかの藻も混じっている) 以下、すべて水田に見られたもの・種名不明 和歌山県田辺市(1月) File:Vaucheria sp thallus 03.jpg|単一の藻体 File:Vaucheria sp thallus 05.JPG|藻の先端部 内部の液胞のために中空に見える 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フシナシミドロ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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