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フランソワ・タミシエ : ミニ英和和英辞書
フランソワ・タミシエ[らん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)

フランソワ・タミシエ : ウィキペディア日本語版
フランソワ・タミシエ[らん]

フランソワ・タミシエFrançois Tamisier1809年ジュラ県ロン=ル=ソーニエ生 - 1880年)は、19世紀フランス砲兵大尉施条砲用弾丸の改良方法を各種発明したが、特筆されるのは弾丸に溝を刻むことにより安定性を向上させたことである。
==溝付き弾丸==
タミシエ大尉は円柱-円錐弾の正確さを、円柱部に鋭い3条の溝(仏語:cannelures)を掘ることによって改善する特許(タミシエ・グルーブ)を1841年に取得した〔Scott p.510〕。
球形弾はその対称性のために、効率は悪かったが空力特性は安定していた。しかしデルヴィーニュが開発した初期の円柱-円錐ライフル弾椎の実弾)の空力特性は問題を抱えていた〔。タミシエの改良によって、弾丸の重量中心より後部の空気抵抗が増加し、矢羽バドミントンのシャトルコックと同様の理由で、安定性が増すことになった。このため、飛翔中の砲弾は安定し、有効性も大幅に増加した〔。タミシエはデルヴィーニュが開発した弾丸を用いた実験を行い、弾丸の軌道に対する空気抵抗の効果を発見した〔Westwood, p.275-276 〕〔''The United Service Magazine'' 1853 p.515-516 〕。
タミシエ・グルーブは円錐-円柱弾の効率を大幅に改善した。しかし、この方式では砲腔内の施条溝に弾丸を押し付ける力が不足するという問題を生じた。この問題を解決したのがルイ=エティエンヌ・トーヴナンが開発したステム・ライフルである〔。この概念は、後のミニエー弾にも利用されている〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フランソワ・タミシエ」の詳細全文を読む




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