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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『プライヴェート・ダンサー』(Private Dancer)は、アメリカ合衆国の歌手、ティナ・ターナーが1984年に発表したスタジオ・アルバム。5年振りのソロ・アルバムで、しばらく不遇の状態にあったティナは本作の世界的な大ヒットで再び注目を浴び、音楽評論家のアレックス・ヘンダーソンはallmusic.comにおいて「1984年当時45歳であったティナ・ターナーは、アメリカのポピュラー音楽史においても特に驚嘆すべきカムバックを果たした」と評している〔Private Dancer - Tina Turner | AllMusic 〕。また、『タイム』誌が2008年に選出した「トップ10カムバック・アルバム」でも、本作がその中の一つとして挙げられている〔Top 10 Comeback Albums - TIME Entertainment - 2012年5月23日閲覧〕。 == 背景 == 1976年にアイク・ターナーとティナ・ターナーが離婚してアイク&ティナ・ターナーが解散すると、ティナはソロ活動に専念するが、その後発表したソロ・アルバムやソロ・シングルはチャート・インを果たせなかった。しかし、当時キャピトル・レコードのA&Rであったジョン・カーターがティナと契約し〔TAXI A&R Interview: John Carter, Island Records - Interviewed by Michael Laskow - 2012年5月23日閲覧〕、本作のレコーディングが行なわれた。カーターが後年語ったところによると、楽曲提供者がなかなか現れず、「ティナ・ターナー!?」「どうでもいいよ」「昔そんな人いたね」などと言われ、アルバム作りは難航したという〔。カーターは一部の曲のプロデュースも担当しており、更にアンソニー・フィリップスやハワード・ジョーンズ等との仕事で知られるルパート・ハイン〔Rupert Hine | AllMusic - Credits〕、クリフ・リチャードのサポート・ギタリスト等の活動で知られるテリー・ブリテン、B.E.F.やヘヴン17で活動していたマーティン・ウェア、フュージョン・ミュージシャンのジョー・サンプル等もプロデューサーとして参加した。 本作には、アン・ピーブルスが1973年に発表した「雨に打たれて」、アル・グリーンが1971年に発表した「レッツ・ステイ・トゥギャザー」、ビートルズが1965年に発表した「ヘルプ」、デヴィッド・ボウイが1974年のアルバム『ダイアモンドの犬』で発表した「1984」といった曲のカヴァーが収録された。また、エリック・バードン&アニマルズのカヴァー「若い思い出(When I Was Young)」もレコーディングされている。 タイトル曲「プライヴェート・ダンサー」はダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーが提供した曲で、ノップラーはレコーディングには参加しなかったが、ダイアー・ストレイツの他のメンバーが演奏で参加しており〔Private Dancer | AllMusic - Review by Stewart Mason〕、更にジェフ・ベックとメル・コリンズも参加した〔Tina Turner - Private Dancer (Vinyl, LP, Albums) at Discogs 〕。また、ベックは「スティール・クロー」でもギター・ソロを弾いている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プライヴェート・ダンサー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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