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ベジェツク
ベジェツク(, Bezhetsk)は、ロシアのトヴェリ州東部にある都市。モロガ川とオストレチナ川の合流点にある。州都トヴェリからは北東へ130kmで、ヤロスラヴリ-ルイビンスク-ウドムリャ-ボロゴエを結ぶ鉄道に沿う。人口は2002年全ロシア国勢調査で 28,643人。 == 歴史 == ベジェツクは1137年のノヴゴロド公国の記録に、ベジチ()として初出する。「難民」を示す元の地名から、この集落の住民はノヴゴロドからの避難民だったと考えられる。当時のベジチは今日のベジェツクから北へ20kmの位置にあった。ベジチはノヴゴロド公国の東部、モロガ川上流のベジェツキー・ヴェルフ地方()の中心地であったが、1272年に襲撃され破壊された後、住民は今日のゴロデツク・ベジェツカ要塞の場所に移転した。 15世紀初頭、ノヴゴロド公国東部の、モロガ川上流のベジェツキー・ヴェルフ地方はモスクワ大公国に併合された。ベジェツクは作家ヴャチェスラフ・シシコフ(Vyacheslav Shishkov)、歴史家ニル・ポポフ(Nil Popov)、病理学者アレクセイ・ポルニン(Alexei Polunin)ら人材を輩出した。1766年までゴロデツキーと呼ばれたがこの年ベジェツクに改名され、1775年に市となった。1876年には鉄道が通り19世紀後半には亜麻取引の中心として栄えた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベジェツク」の詳細全文を読む
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