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ベルヌーイ家(Bernoulli)は、17世紀以降に活躍した学者の一族。3世代のうちに8人の傑出した数学者を輩出した〔David Darling ''Encyclopedia of Science'' Bernoulli family 〕。 祖先は、オランダのアントワープで医師をしていたレオン・ベルヌーイ。オランダは当時カトリックのスペイン領であり、息子のヤコブ・ベルヌーイはユグノー迫害から逃れるため1570年にフランクフルトに移住した。同じくヤコブと名付けられたヤコブの孫は香辛料商人となり、1620年にスイスのバーゼルに移住し、市民権を得た〔Historic Lexicon of the Swiss, Bernoulli 〕。その息子のニコラスも香辛料商人となり、マルガレーテ・シェーナウアー(Margarethe Schönauer)と結婚した。ニコラスの息子は学者一族の第一世代となった。一族で特に有名な人物は、ニコラスの息子のヤコブとヨハン、ヨハンの息子のダニエルである。 == 代表的な人物 == ニコラス・ベルヌーイ(1623-1708)には、数学の名門一族を築いた息子が3人いる。 *ヤコブ・ベルヌーイ (1654–1705) 数学者。ベルヌーイ数、ベルヌーイ試行、ベルヌーイ分布、ベルヌーイの不等式、ベルヌーイの微分方程式に名を残す。著書「推測法」。 *ニコラウス・ベルヌーイ (1662-1716) 画家、議員。 *ヨハン・ベルヌーイ (1667–1748) 数学者。ロピタルの定理を発見、初期の微積分法に貢献。 さらに下の世代には *ニコラウスI・ベルヌーイ(en) (1687–1759) 数学者。 *ニコラウスII・ベルヌーイ(en) (1695–1726) 数学者。 *ダニエル・ベルヌーイ (1700-1782) 数学者。流体力学のベルヌーイの定理で知られる。サンクトペテルブルクのパラドックスに対して「効用」の概念を考案。 *ヨハンII・ベルヌーイ(en) (1710–1790) 数学者、物理学者。 *ヨハンIII・ベルヌーイ(en) (1744–1807) 天文学者、数学者。 *ヤコブII・ベルヌーイ(en) (1759–1789) 物理学者、数学者。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベルヌーイ家」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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