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ベントレー・S1 : ミニ英和和英辞書
ベントレー・S1[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ベントレー・S1 ( リダイレクト:ベントレー・Sタイプ ) : ウィキペディア日本語版
ベントレー・Sタイプ[べんとれーえすたいぷ]

Sタイプベントレー1955年〔『ワールド・カー・ガイド27ロールス・ロイス&ベントレー』pp.109-156「ベントレーとモータースポーツ」。〕4月〔『世界の自動車-22 ロールス・ロイス ベントレー - 戦後』pp.46-78。〕から1965年に製造した乗用自動車である。
Rタイプの後継としてフルモデルチェンジを受け1955年に発売された〔。同時発売〔されたロールス・ロイス・シルヴァークラウドとは兄弟車であり、ここからエンジンも全く同じとなり、違いはコーチワークのみになってしまった〔『ワールド・カー・ガイド27ロールス・ロイス&ベントレー』pp.79-108。〕〔〔。
== ベントレーS1 ==
シルヴァーレイスの4,887ccエンジンをベースに圧縮比を7.25に上げ、スキナーズ・ユニオン製ツインキャブレターを装備した〔。
フレームはオーソドックスなラダー型ながらクロスメンバーの配置を全面的に見直した新設計で、ホイールベースは123in〔。
4ATなどメカニカルなコンポーネントはほとんどシルヴァーレイスからの流用。サスペンションはメカニズムに多少の強化が行なわれたが基本的にシルヴァードーンからの流用である〔。マニュアルトランスミッションの設定はなくなった〔。
ブレーキはホイール小径化に伴いドラム径が12¼inから11¼inに縮小されたため幅を2¼inから3inに拡大し、ドラム表面積は22%増えた〔。前が油圧、後がハイドロメカニカルで、メカニカルサーボ付き。前サーボ100%、後サーボ60%ペダル踏力40%。制動力配分は前1.23:後1〔。
ボディーはフェンダーがボディーと一体化、トランクルームもボディの一部となる等大幅に近代化された〔。重量は燃料22.7Lを入れて1,920kgあるが最高速度は170km/h、SS¼マイル18.8秒、0-100mph50.6秒である〔。
1956年にパワーステアリングがオプション設定された〔。
1957年対米輸出仕様から圧縮比が8に上げられ、これは後に全仕様共通となった〔。また127inのロングホイールベース版が追加され〔〔、同時にパワーステアリングが標準化された〔。
登場時には単に「ベントレーSタイプ」であったがベントレーS2へのマイナーチェンジ後ベントレーS1と呼ばれるようになった〔。
生産台数は3,072台でうちコーチビルド仕様が145台〔。ロングホイールベース仕様は35台でうちコーチビルド仕様が12台〔。Sコンチネンタルが431台で、うちボディH・J・ミュリナー製218台、パークウォード製185台、ジェームズ・ヤング製20台、フーパー製6台、グレーバーとフラネイ製が各1台〔。ユーザーの多くはスタンダードスチールボディと社内クラフトマンによる内装に満足し、高価なコーチビルド仕様はRタイプ時代と比較しほぼ半減してマニアックな存在となり、またボディの近代化に伴いデザイナーの個性発揮の余地も少なくなっており、コーチビルダーは廃業もしくは経営方針の転換を迫られた〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ベントレー・Sタイプ」の詳細全文を読む




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