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ホウセント
ホウセントとは、アングロアラブの日本の競走馬、種牡馬である。1950年代に南関東公営競馬および国営競馬で活躍し、国営競馬における平地アングロアラブ競走へ自由購買馬〔当時の国営競馬では、抽選馬としてアングロアラブ競走馬が配布されていた。〕が出走できなくなるきっかけとなった。 ※以下、馬齢はすべて2000年以前に使用された旧表記(数え年)にて記述する。
== デビュー前 == 1950年5月13日、日高荻伏の齋藤喜作の手により生産される。父である方景は本馬の母父であるバラツケーとともに、戦後黎明期のアングロアラブ生産において一時代を築いた名種牡馬であった。母系も、日本のアングロアラブにおける最大牝系であるオーバーヤン五ノ七に属する。 「日高50年来のアラブの最高傑作」との評価を受けたホウセントは日高のアングロアラブ2歳セリに上場され、当時の史上最高値となる72万円で昼夜通信事業部に落札される。このとき実際に現地に赴いていたのが札幌の進駐軍競馬で主導的な役割を果たしていたことで知られる高木清であり、彼は啓衆社社長の白井新平の命を受け、このアングロアラブの買い付けをおこなった。当時のアングロアラブ市場は抽選馬を購買する国営競馬の購買官によって大きく左右されており、白井新平の行動は個人が良血の高額のアラブを競り落とすことで、この状況を打破することを狙ったものだった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホウセント」の詳細全文を読む
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