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ボッカタオ : ウィキペディア日本語版
ボッカタオ
ボッカタオ(Bokator)は、カンボジア武術ラボック・カタオ(ល្បុក្កតោ)、ボッカトーとも呼ばれる。

==概要==
ボックは「激しくたたく」、タオは「ライオン」を意味し、両方あわせてボッカタオは「ライオンを激しくたたく」を意味する。サン・キムサンによると、名称は2000年前にライオンが人々の村を襲った時、ある武人が膝の技でライオンを倒したという伝説に由来するという。
アンコールワット建造の頃から伝わる武術とされ、かつてはアンコール王国(クメール王国)の軍隊で行われていたという〔クリス・クルデリ(2010):167ページ〕。ボッカタオは東南アジアを支配したアンコール王国の強さの源泉と考えられ、12世紀終盤にはアンコール王国の王であるジャヤーヴァルマン7世によって推奨された〔。しかし、アンコール王国の衰退と共にボッカタオは衰退していく事となる。更にその後のフランスによる植民地支配、ポル・ポトクメール・ルージュ時代の弾圧によってボッカタオの運命は風前の灯となる〔クロマートラベルガイドブック、2012年9月21日閲覧。〕。
この失われつつあった伝統武術の復興を試みたのがサン・キムサンである。キムサンは素手の武術や槍術棒術等を学んでいたが、ポル・ポト時代にタイに亡命し、その後アメリカ合衆国ハプキドーの師範として暮らしていた〔。しかしキムサンは自国の武術復興を志し、国内の情勢が安定した2001年に帰国〔。師範を集めて組織を整備し、2005年にそれまで名前が忘れられていたこのカンボジア武術を「ボッカタオ」と仮に名付けた〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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