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マクロスFの登場人物(マクロスフロンティアのとうじょうじんぶつ)では、2008年に放映されたテレビアニメ『マクロスF』および、関連する諸作品に登場する架空の人物について述べる。 == 概説 == 「マクロスシリーズ」25周年記念作品として企画された『マクロスF』は、これまでのシリーズの「集大成」「原点回帰」といったコンセプトの下に制作されており(別項を参照)、第1作『超時空要塞マクロス』以来シリーズの伝統となっている「可変戦闘機」「歌」「三角関係」が重要な要素として位置づけられている。総監督の河森正治は本作の「一番見てもらいたいポイント」として「マクロスの本来のスタイルである、壮大な宇宙戦闘の中での小さな三角関係と歌」〔インタビュー:河森正治『マクロスF OFFICIAL FILE(2)』学習研究社、2008年、25-27頁。ISBN 978-4-05-605269-5〕と述べており、宇宙移民船団「マクロス・フロンティア」に住む地球人類と宇宙生物「バジュラ」との戦いという大状況の中で、パイロットの主人公と、二人の「歌姫」による三角関係を中心とした人間関係が描かれている。また、「原点回帰」ということで、第1作『超時空要塞マクロス』の登場人物に相当するポジションのキャラクターも複数設定されている〔。 キャラクターのテーマについて河森は、「マクロスシリーズ」における「普遍のテーマ」である「カルチャーショック」と「ディスコミュニケーション」と述べている〔。本作における大状況である「人類とバジュラの戦い」も、異なる種族であることに由来する「誤解」が元になっており、主人公たちをはじめとするキャラクター同士の関係においても、すれ違いから始まる葛藤や悩みが描かれている〔インタビュー:河森正治『マクロスF 2059:MEMORIES』角川書店、2008年、90-93頁。ISBN 978-4-04-854250-0〕。河森は登場人物のやり取りにおいて起こる誤解について、初見時にその部分だけを見て視聴者が違和感を持っても、物語が進み、後で分かった状態で見直せば、誤解の起こった要因について気付くような作りになっているという趣旨のことを述べている〔。 キャラクターデザインは江端里沙と高橋裕一。江端は主に学生や民間人のキャラクターを、高橋は社会人や軍人のキャラクターを担当している。江端は監督より「シリアスもできてギャグもできる雰囲気で」〔対談:江端里沙×高橋裕一『オトナアニメ Vol.10』洋泉社、2008年、51頁。〕という注文を受けたといい、河森は登場人物の多さから「ひと目で見分けられること」を心がけたと語っている〔コメント:河森正治『月刊ニュータイプ』2008年6月号、153頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マクロスFの登場人物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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