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マコンド(Macondo) は、ガブリエル・ガルスィア=マルケス(Gabriel García Márquez)の小説『百年の孤独』に登場する架空の町。 同小説に登場するブエンディア一族のホームタウン。 聖書を除けばスペイン語の著作物で最も世界中で多く出版されて売れている作家 ガブリエル・ガルスィア=マルケス のノーベル文学賞受賞作『百年の孤独』に出てくる地名なので、 ラテンアメリカ社会では、音楽等、色んな分野で、 マコンド、という名が言及されたり引用されたり、もしている。〔 == モデルと言われる町アラカタカについて == コロンビア北部カリブ海地方のマグダレーナ県にあるアラカタカ(Aracataca)の町は、ノーベル文学賞受賞作家ガブリエル・ガルスィア=マルケス の生誕の地であり、世間一般には、この町をモデルとして架空の都市「マコンド」が創作された、 という説が広く受け入れられている。 同氏のノーベル賞受賞作でもある人気小説『百年の孤独』の中心舞台となる村マコンドが。 同氏が幼少時に過ごした家は今、「Casa Museo」(カーサ・ムセオ)と呼ばれる資料館になっており、 同氏が洗礼を受けた教会共々、アラカタカの人気観光スポットとなっている。〔 アラカタカの町は、 財政破綻するほどに困窮しており、 2004年、町の名前を、「マコンド」に因んだ名前に変更し町の経済復興に繋げよう、 という提案がなされた。 しかしながら、 町長が提案した町名の「アラカタカ・マコンド」への変更法案への是非を問う住民投票が、 2006年6月25日に実施され、 その結果、投票者の大多数は賛成したが、 住民の関心が高くなかったか投票率自体が伸び悩み、 町名変更に必要な絶対票数には届かず、町名変更案は否決される形で終わった。〔 また、ガブリエル・ガルスィア=マルケス本人は、 晩年はメキシコに住み、長らく生まれ故郷の同地を訪れていなかったこともあってか、 この町名変更問題に関しては、当時、沈黙を貫き発言することはなかった。〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マコンド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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