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マザルタグ
マザルタグ(中国語:麻札塔格、英語:Mazar Tagh)は、タクラマカン砂漠の中にある吐蕃時代の盛土の砦の遺跡である。と同様、発掘により8世紀から9世紀の文書が多く見つかり、吐蕃初期の歴史の理解に貢献した。遺跡は現在の新疆ウイグル自治区のホータン市の北にある。 == 歴史 ==
マザルタグは古代、ホータン王国の一部であった。吐蕃軍が砦を建設する前は、"聖なる丘"として知られた巡礼地であった〔Skjaervø, P.O. (2004). 'Iranians, Indians, Chinese and Tibetans: The Rulers and the Ruled of Khotan in the First Millennium.' In Susan Whitfield (ed.) ''The Silk Road: Trade, Travel, War and Faith''. London: The British Library. pp.34-42.〕。吐蕃時代、マザルタグはミーランと同様吐蕃のホータン地方の前哨部隊の主要な拠点であり、兵士のみならずその家族や公務員、商人なども居住していた〔。オーレル・スタインは1907年に彼が初めてマザルタグを訪れた際にイスラム教の神殿が丘の上にあったことを書き記し、マザルタグは現代のトルコ語で「聖なる神殿の丘」を意味すると付記している〔Stein, Mark Aurel (1921). Serindia. Oxford: Clarendon. p.1285〕。この丘には現在もイスラム教の神殿()がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マザルタグ」の詳細全文を読む
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