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マジンガーZ対デビルマン : ミニ英和和英辞書
マジンガーZ対デビルマン[まじんがーずぃーたいでびるまん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [つい]
 【名詞】 1. pair 2. couple 3. set 
ビル : [びる]
 【名詞】 1. (abbr) building 2. bill 3. (P), (n) (abbr) building/bill

マジンガーZ対デビルマン : ウィキペディア日本語版
マジンガーZ対デビルマン[まじんがーずぃーたいでびるまん]



マジンガーZ対デビルマン』(英文:''Mazinger VS Devilman'')は、1973年7月18日東映まんがまつりの一編として公開された日本のアニメーション映画
キャッチコピーは「大空に激突するぼくらの人気者」「映画だけでみられる!! ドクターヘル機械獣軍団とデーモン族妖獣の総出撃」。
== 概要 ==
共に永井豪が原作を担当した、『マジンガーZ』と『デビルマン』のクロスオーバー作品。世界については『Z』がベースとなっており、そこに本作公開時点では終了していたテレビアニメ版『デビルマン』のデビルマンらがゲスト出演する形となっている。『Z』の映画作品としては、本作以前に東映まんがまつりでテレビ版第5話が公開されていたが、劇場オリジナル作品としては本作が初であると同時に、今日では定番となっているテレビアニメの劇場公開用オリジナル作品の先駆けでもある。
本作以前のヒーローものでのクロスオーバーは、『帰ってきたウルトラマン』におけるウルトラマンウルトラセブンの登場や『仮面ライダーV3』での仮面ライダー1号・2号の登場といったシリーズ内での登場や、『キングコング対ゴジラ』(怪獣対怪獣)のような同ジャンルでの共演などがほとんどであったが、本作では巨大ロボットと変身ヒーローという異色の組み合わせとなっている。以下のロボットもの(マジンガー、ゲッターなど)はフジテレビ系列で統一されているが、本作の『デビルマン』だけがNET系列の作品であり、実現は難しいと思われていた。しかし、『デビルマン』のテレビ放送が終了済みであったことや原作者の希望でNET系側からの認可も降り、実現することになった。後に前述の局の組み合わせで『グレンダイザー鋼鉄ジーグ』の企画もあったが、これは実現しなかった。その代わりに作られたのが、フジテレビ系列で統一された『UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー』である。
本作のもう1つの見どころとして、テレビ版に先駆けてのジェットスクランダーの登場が挙げられる。以降の劇場版マジンガーシリーズでは、テレビ版を先取りした展開が恒例となる。
本作に登場するジェットスクランダーは尾翼のマークが「Z」であるなどテレビ版とデザインが少々異なり、翼のポジションもマニュアル操作(テレビ版はオートマチック方式)である。『デビルマン』側においてもシレーヌのデザイン設定がテレビ版と異なる(テレビ版の設定は白土武、本作は角田紘一)ほか、デビルマン・不動明の設定もテレビ版より原作に近いものになっており、魔将軍ザンニンが「悪魔の秘密を知り、悪魔の能力を得た不動明、いやデビルマン」と発言するほか、シレーヌが光子力研究所を襲撃する際の台詞も原作のものを引用している。明も「デーモン・ハンター」を自称している。
企画には、双方のテレビ作品をプロデュースした有賀健のほか、『Z』の第2話・第6話・第13話を演出した勝田稔男が企画部に配属されて初のプロデュース担当、勝田は本作の後も同じく永井作品『キューティーハニー』で初のテレビ作品プロデュースを経て、永井ロボット作品『ゲッターロボ』・『ゲッターロボG』・『UFOロボ グレンダイザー』をプロデュースし、『Z』の横山賢二と双璧をなす東映動画ロボットアニメのプロデューサーとなる。
なお、タイトルでは「対」となっているが、作中には兜甲児と明による主人公同士のバイクレースが描かれるのみで、マジンガーZとデビルマンの「対決」は描かれていない(当時の子供たちの期待を裏切ったことに対し、永井は後に「つい」の意味だったと説明している)。しかし本作以降、実際には対決しない内容であってもタイトルに「対」もしくは「VS」と付けられるクロスオーバー作品は、多数登場するようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マジンガーZ対デビルマン」の詳細全文を読む




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