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『マッド・ドッグス&イングリッシュメン』(Mad Dogs & Englishmen)は、イングランドの歌手ジョー・コッカーが1970年に録音・発表した、自身のキャリアにおいて初のライブ・アルバム。2枚組のLPレコードとして発売され、後のCDでは1枚にまとめられた。本作の録音・発表から35周年に当たる2005年には、多くのボーナス・トラックを追加したCD2枚組のデラックス・エディション盤が発売された〔Amazon.com: Mad Dogs & Englishmen (Dix): Joe Cocker: Music 〕。 == 背景 == ジョー・コッカーが1970年3月から5月にかけて行ったアメリカ・ツアーには、グリース・バンドのメンバーであるクリス・ステイントンに加えて、本作をプロデュースしたレオン・ラッセルの人脈のアメリカ人ミュージシャンが多数参加した。その中には、この年にデレク・アンド・ザ・ドミノスのメンバーとなるカール・レイドルとジム・ゴードン、翌1971年に初のソロ・アルバムを発表するリタ・クーリッジ、後にジョン・レノンやジョージ・ハリスン等のレコーディングに参加するジム・ケルトナー、後にローリング・ストーンズのサポート・メンバーとなるボビー・キーズもいた。本作のプロデューサーの1人であるデニー・コーデルは、ドラマー3人を起用する案に反対して、ラッセルに「1人で十分」と言ったが、ラッセルはそれに対して「2人に『来るな』なんて言えるのかい?」と反論したというエピソードがある〔1999年ヨーロッパ盤再発CD(A&M Records/490 449-2)英文ライナーノーツ(J. P. Bean、1999年)〕。 3月13日からリハーサルが始められ、3月17日のリハーサルではシングル用の「あの娘のレター」「スペース・キャプテン」が録音された〔1999年ヨーロッパ盤再発CD(A&M Records/490 449-2)英文ライナーノーツ内「THE MAD DOG DIARY」(John Mendelsohn)〕。そして、コッカーらは3月19日にデトロイトへ向かい、翌日に初日の公演を行った〔。 本作には、ニューヨークのフィルモア・イーストで行われた公演が収録された。ローリング・ストーンズの「ホンキー・トンク・ウィメン」やボブ・ディランの「北国の少女」等、コッカーの前2作のスタジオ・アルバムでは取り上げられていないカヴァー曲も含まれており、また、コッカーの歌唱に加えて、リタ・クーリッジがリード・ボーカルを担当したデラニー&ボニーのカヴァー「スーパースター」も収録。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マッド・ドッグス&イングリッシュメン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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