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Mikulicz disease =========================== ・ 病 : [やまい] 【名詞】 1. illness 2. disease
ミクリッツ病(みくりっつびょう、)とは、IgG4関連疾患の一つ〔イヤーノート 2015: 内科・外科編 F89 メディック・メディア ISBN 978-4896325102〕。 == 概要 == ミクリッツ病は1888年に報告されて以来,シェーグレン症候群の一亜型とされてきた。日本では30年以上前に前千葉大学耳鼻咽喉科教授の今野昭義が,独自の疾患であることを提唱していた。2004年に札幌医科大学消化器・免疫・リウマチ内科の山本元久らが,これまでシェーグレン症候群とされていた症例の中にミクリッツ病と考えられる症例が存在し,高IgG4血症および涙腺・唾液腺へのIgG4陽性形質細胞浸潤が認められることを示し,ミクリッツ病のIgG4関連疾患としての独立性を提唱した。さらに同時期,膵臓や胆管、甲状腺といった多臓器病変についてもIgG4との関連が複数報告された。これらの包括的名称が,2010年に日本で「IgG4関連疾患」として統一され,世界標準となりつつある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミクリッツ病」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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