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ムニンアオガンピ(無人青雁皮、学名:''Wikstroemia pseudoretusa'' )は、ジンチョウゲ科アオガンピ属の常緑低木。別名、オガサワラガンピ(小笠原雁皮)〔〔『日本の野生植物 木本II』p.80〕。 == 特徴 == ふつう樹高は0.5-2mになるが、林内のものは2mを超えるものもある。よく分枝し、若い枝には淡褐色の毛が密生し、毛は2-3年宿存する。幹の樹皮は紫褐色で、縦じわがある。葉はほとんど無柄で密に対生し、枝先に集まる傾向がある。葉身は長さ1.5-10cm、幅1-4cm、形は楕円状倒卵形ないし長楕円形で、先端は円く、ときにややへこみ、基部はくさび形となる。縁は全縁、葉の表面は緑色、裏面は淡色で、7-9対の葉脈が目立つ〔〔。 花期は主として7-9月。茎先に筒型の黄色い花を4-8個つける。花冠にみえる萼筒は長さ6-7mm、花冠裂片にみえる萼裂片は4片に割れ長さ3-4mmになる。雄蕊は8本あり、萼筒の内側につく。子房は短い柄があり、柱頭は小さい。果実は液果で長さ5-7mmになる卵形体で赤く熟し、光沢があり長毛をまばらにつける〔〔。 雌雄異株で、雌花にある雄蕊に葯の痕跡があるが、花粉はつくられない。また、雄花には雌蕊があるが柱頭がなく、結実もしない〔 雌雄性の分化 小笠原自然情報センター〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムニンアオガンピ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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