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ムラサキウツボカズラ ''Nepenthes maxima'' は、ウツボカズラ属の1種。細長い捕虫袋に紫の斑紋が入る。日本でも古くから栽培されている種である。 == 特徴 == 茎は蔓性で樹木などに絡まって伸び、50cm-3mになる〔以降、主として近藤・近藤(2006),p.121〕が、時に10mにも達する〔園芸大事典(1994),p.1731〕。葉は長楕円形で長さ30cmほど、黄緑色でやや革質、裏面には毛がある〔園芸大事典(1994),p.1731〕。 捕虫袋は2形があり、大きさはいずれも長さ10-25cm、径3-5cm、下位の袋は円筒形で暗緑色、多数の紫色の斑紋を持つ〔園芸大事典(1994),p.1731〕。この時の葉は楕円形から倒卵円形で長さ15-18cm、幅5-7cm、葉柄は3-6cmで狭い翼があり、基部は茎を半分ほど抱える。袋は全体に楕円形だが中央部がやや太く、上部は円筒状。縦に縁飾りのある翼が2列ある。縁歯は平らで内側の縁が袋の内部に伸びる。 これに対して上位の袋は漏斗型で斑紋が出ない〔園芸大事典(1994),p.1731〕。この時の葉は楕円形から披針形で長さ15-30cm、幅2.5-7cm、葉柄は3-6cm、その基部は茎の半分かそれ以下を抱える。 蓋は狭い心臓形で、紅紫色の斑点が散らばる。また、下面の基部と、それに先端から小さな突起が出る〔園芸大事典(1994),p.1731〕。 学名の種小名は「最大の」と取れるが、本種は本属ではさほど大きい方ではない〔堀田(1978),p.1496〕。なお、和名としては浅山他(1977)はベニジマウツボカズラという名を拾っている。 File:Male Flower of Nepenthes maxima.JPG|雄花序 File:Female Flower of Nepenthes maxima.JPG|雌花序 File:Maximalower2600.jpg|下位の捕虫袋 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムラサキウツボカズラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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