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メテノロン
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メテノロン
メテノロン(Metenolone)は、長期間作用するアナボリックステロイドで、弱いアンドロゲン(テストステロンまたはアンドロステロン様)作用を持つ。天然に生成し、例えば妊娠したイエネコの副腎にも含まれる。また、水酸基をカルボン酸エステルの形にしたものは医薬品として用いられ、酢酸とのエステル(メテノロン酢酸エステル)は経口摂取用として、エナント酸(ヘプタン酸)とのエステル(エナント酸メテノロン)は筋肉内注射用として市販されている。成人の再生不良性貧血の治療のためには、1日当たり1 - 3 (mg/kg)が服用される。 == 副作用 == 副作用としては、電解液の滞留、高カルシウム血症、骨成長や骨重量の増加、男性ではこれに加え、持続勃起症、無精子症、多毛症、男性型脱毛症、ニキビ、浮腫等がある。また女性では男性化、無月経、月経不順、授乳の抑制、リビドーの増加等がある。子供の副作用には恐らく男性化がある。さらに、メテノロンは経口血糖降下薬、シクロスポリン、レボチロキシン、ワルファリン等の効果を高める。神経筋遮断薬の作用に対する耐性もあり、またグルコース耐性や甲状腺機能試験に干渉する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メテノロン」の詳細全文を読む
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