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メネリク1世[めねりく1せい]
メネリク1世(Menelik I、エブナ・ラ・ハキム: Ebna la-Hakim, "Son of the Wise", 知恵の息子)は、エチオピア初代王。 == 概要 == 古代イスラエル王ソロモンと、シバの女王の息子で、紀元前10世紀頃のエチオピアを統治したとされている。現在エリトリアのHamasienで誕生、エチオピアへ「契約の箱」を運んだ後に、エルサレムで父ソロモン王に面談した。 紀元前5世紀に興ったアクスム王国、13世紀に興ったエチオピア帝国のいずれの王もメネリク1世の直系の子孫を名乗り、その地位の正当性に利用した。 エチオピア帝国では、国家事業としてエチオピア版『古事記』ともいうべき『ケブラ・ナガスト』を作らせた。上記はそのケプラ・ナガストの記述に基づく。もちろん伝説であり、史実として確定している訳ではない。旧約聖書に記されたシバの女王の出自については、エチオピア説とイエメン説があり、双方とも考古学的な裏付けが取れておらず、仮説に過ぎない。さらに旧約聖書には、ソロモン王とシバの女王の間に子供が生まれたという記述は無い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メネリク1世」の詳細全文を読む
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