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ヤヤ・アブドゥル＝アズィーズ・ジェムス・ジュンクング・ジャメ（Yahya Abdul-Aziz Jemus Junkung Jammeh、1965年5月25日 - ）はガンビア共和国の政治家。第2代大統領。日本の外務省のホームページでは「ヤヤ・ジャメ」と表記されている。 == 来歴 == 1984年にガンビア軍に入隊。1989年に中尉に昇進し、1992年に憲兵隊指揮官に任命される。1994年7月22日に無血軍事クーデターにより、ダウダ・ジャワラ大統領から政権を奪い、軍事暫定統治評議会議長に就任した〔Wiseman, John A., Africa South of the Sahara 2004 (33rd edition): The Gambia: Recent History , Europa Publications Ltd., 2004, page 456.〕。軍事暫定統治評議会は憲法を停止し、国境を封鎖すると同時に戒厳令を布告した。ジャメは、ジャワラ政権の腐敗と民主主義の欠如を理由にクーデターを正当化したが、ガンビア軍内部からは生活環境や給与の面で不満がくすぶっていた〔。 ジャメは自身の支持基盤として愛国再建同盟を設立し、1996年の民主選挙で大統領に選出されたが、海外の選挙監視団は「自由と公正さからは程遠い選挙」として、選挙を批判した〔Background Note: The Gambia , U.S. Department of State, 22 April 2011.〕。しかし、選挙制度を一部改革して臨んだ2001年1月18日の大統領選挙で、53%の得票を得て再選され、海外の選挙監視団からも一定の公正さを認められた〔"Attempted coup averted, government says" , IRIN, 22 March 2006.〕〔"Arrests over Gambia 'coup plot'" , BBC News, 28 March 2006.〕。 2006年3月21日、モーリタニア訪問中に軍事クーデターが発生。即座に鎮圧されたが、訪問を中断して帰国し首謀者を裁判にかけるが、クーデター指導者である陸軍参謀長ドゥレ・チャム大佐はセネガルに逃亡した〔"Attempted coup averted, government says" , IRIN, 22 March 2006.〕〔"Arrests over Gambia 'coup plot'" , BBC News, 28 March 2006.〕〔"Suspected Gambian coupists before court martial" , Afrol News, 6 October 2006.〕。9月22日の大統領選挙で67,3%の得票を獲得し、3選を果たした〔"Gambian president is re-elected" , BBC News, 23 September 2006.〕。2007年4月には、クーデター首謀者10人に禁固刑が言い渡された〔"Gambia jails army coup plotters" , Reuters (''IOL''), 20 April 2007.〕。2011年11月の大統領選挙では72%の得票を獲得し、4選した。 2014年12月30日、ドバイ訪問中に軍の脱走兵と大統領警護隊の一部によるクーデターが発生。大統領府が攻撃を受けるが、当日中に鎮圧される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「ヤヒヤ・ジャメ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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