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ヤマウツボ属 : ウィキペディア日本語版
ヤマウツボ属[やまうつぼぞく]


ヤマウツボ属(ヤマウツボぞく、学名:''Lathraea'' 、和名漢字表記:山靫属)はゴマノハグサ科の一つ〔。
新しいAPG植物分類体系ではシソ目ハマウツボ科に含める〔〔大場『植物分類表』p.212-213〕。
==特徴==
葉緑素がない寄生植物ブナ科カバノキ科ヤナギ科などの樹木の根に寄生する。地下茎は地中をはって分枝し、鱗片状で多肉質のに包まれる。地下茎から地上に花茎が直立し、多数のがつき、花茎の基部にやや大型の鱗片葉がつく。短い花柄の基部にがあり、腋に1個の花がつく。は鐘形で4裂し、花冠は筒状で先端は唇形となる。上唇はかぶと状で2裂し、下唇は上唇の半分以下の長さで3裂する。雄蕊は4個あり、下側の2個がやや長い。子房は2室あり、各室に2個の胚珠があり、花柱は1個で細長い。果実は蒴果で萼に包まれた倒卵形になり、中に1-2個ある種子はやや球形で小さい〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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