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YBR(ワイビーアール)は、ヤマハ発動機が日本国外で生産を行っているオートバイである。2011年現在は125ccと250ccの2車種がある。 == モデル一覧 == ===YBR125=== YBR125は2000年に発表された。当初はブラジルにおいて圧倒的なシェアを誇るホンダ・CG125への対抗車種としての位置づけで現地の工場で生産が行われ、非常に好評を得たことから125ccクラスにおける世界戦略車として位置づけられるようになり、2002年には中国(重慶建設ヤマハ社)、2004年にはインドでの生産が開始され、その他の国でも部品供給によるノックダウン生産が行われており、欧州を含む世界的な規模で販売される車両にまでなった。なお、下位グレードはヤマハ・YBの名称を継承する形でYB125として販売されている。 車両に積まれているエンジンは、2000年に新設計された空冷単気筒 OHC4サイクルエンジン 123ccだが、販売地によって仕様・装備・スペック・車名が大きく異なり、フロントカウルの有無、ブレーキ方式(前後ドラム方式〔India Yamaha - YBR125 〕か、フロントのみディスク方式か)、キャブレターと燃料噴射装置の違いなどがある。変わったところでは中国で発表されたフロントカウル仕様のYBR125天剣・オフロード仕様のYBR125G・アメリカン仕様のYBR125SP(欧州仕様ではCustom)・YBR125Gにウィンドシールド、大型のタンクシュラウド、キャブレターヒーターを装着したYBR125KGなどがある。 なおエンジンにはバランサーが搭載されており、振動は他の単気筒オートバイと比べて少ない。燃費も良く、11Lの燃料タンクと相まって400~500kmの長い航続距離を実現している。 欧州向けモデルは欧州排出ガス規制のEURO-IIIに対応するため、2007年式よりエンジンにフューエルインジェクション(FI)が搭載されるようになり、厳しい排出ガス規制をクリアしているが、日本国内では原付二種クラスにおける非常に厳しい加速騒音規制のため、かつてのマジェスティ125と同様に並行輸入での販売しか行えない状況にある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤマハ・YBR」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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