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ビラーゴ(''Virago'')とは、ヤマハ発動機が製造していたクルーザー(アメリカン)タイプのオートバイである。 正式な車名は型式のXV(エックスブイ)となっており、サブネームである「ビラーゴ」は「じゃじゃ馬娘」「口やかましい女」「お転婆娘」という意味。 本項ではXV系モデルのうち、主に「ビラーゴ」と「スペシャル」のサブネームを与えられたモデルを解説する〔「XV○○スペシャル」に関しては、スペシャルの車名は日本国内専用名称であり、国外輸出モデルではビラーゴの車名で販売されたため、本記事内での取り扱いに含める。〕〔XV系モデルの「XV1600ロードスター」「XV1700ロードスター」および「XV1900ミッドナイトスター」については、ビラーゴの車名とは無関係につき、本記事内での取り扱いには含めない。〕。 == 概要 == 1980年代前半までの「国産アメリカン」は、スタンダードなロードスポーツモデルをベースにしている点が特徴的であった。キャスター角の調整と前後タイヤ径の変更(前輪側のインチアップと後輪側のインチダウン)により車体を後ろ下がりに調整し、プルバックハンドルと段付シートの装着によりホースバックスタイルのライディングポジションとしたモデルであり、厳密にはクルーザー仕様と言うべき車種であった。なお、当時のクルーザー仕様のサブネームには、メーカー各社とも命名に特徴があり、ヤマハの場合は「"スペシャル"」とされるのが通例だった〔外部リンク「BBB The History 時代を彩ったバイクたち ヤマハ XV400ビラーゴ」を参照。〕。 その中で本物志向のアメリカンを狙っていたのが1981年に発売されたXV750スペシャルであり、ホンダも同じコンセプトでCXカスタムをラインアップに加えていた。しかしXV750スペシャルは当時の国内保安基準からスタイル的にアメリカンになりきれない遠慮があったため、それを割り切ってフルモデルチェンジを行ったのが1984年に発売されたXV750ビラーゴである。 低いシート、長いフロントフォーク、段付シート、空冷V型エンジンを搭載するという点で最もアメリカンに近かった。しかし中途半端に馬力を求めたエンジン特性のせいで、アメリカンの醍醐味である鼓動感が抑えられていた。 これを見たホンダが水冷ながらも馬力を低く抑え、トルクやエンジンの鼓動というアメリカン特有の味を前面に出したのが、バイク史上に残るヒットとなったスティードであり、ヤマハもそれに応じる形で、後にドラッグスターへのモデルチェンジを行なった。 1981年の登場以来、シリーズ車種として排気量別に生産されていたが、日本国内では1996年に登場のドラッグスター(XVS)シリーズへと順次機種転換された。 なお、ヤマハ製クルーザーモデルの北米市場用ブランドとして「V-Star」シリーズがあるが、ラインナップのうち V-Star250 については輸出仕様のXV250ビラーゴが継続販売されている(他排気量では国内版ドラッグスター1100が V-Star1100 として販売されている他、基本的にXVS系モデルによって構成されるシリーズである)。このため、XV250ビラーゴは、1988年以来25年以上にわたって生産され続けているロングセラーモデルとなっている。 2011年5月には、静岡県浜松市にあるYAMAHAコミュニケーションプラザにオーナー達が集まり「Virago 30th Anniversary」が開催されオーナー同士の交流が行われた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤマハ・ビラーゴ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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