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ヤマビワ : ウィキペディア日本語版
ヤマビワ

ヤマビワ ''Meliosma rigida'' Sieb. et Zucc. は、アワブキ科の樹木。葉の形がビワに似る。
== 特徴 ==
常緑性の小高木で、高さ7mに達する〔以下、主として佐竹他(1999),p.24〕。樹皮は赤褐色でなめらか〔初島(1975),p.389〕。若枝、花序、葉柄と葉裏には赤褐色の綿毛を密布する。葉は互生でやや束生し、葉柄は長さ2-4cm、葉身は狭倒披針形ないし倒披針形、時に倒披針状楕円形で先端は急に尖り、基部側は次第に葉柄に流れ、長さ12-22cm、大きい場合は30cm、葉幅は3-7cmになる。葉質は革質、縁は荒い鋸歯があり、鋸歯先端は芒状に突き出すが、時には目立たないこともある。10-16対の側脈があり、表面は無毛でつやがあるが、裏面では細脈まではっきりと隆起する。
花期は6月。茎の先端に大きな円錐花序を出す。花序の長さは10-20cm〔初島(1975),p.389〕で、花は白で径4-6mm、花柄は長さ2mm、花柄から萼片までは褐色の毛が生える。萼片は5、大きい花弁よりは小さい。花弁は5、外側の3つは大きく、広卵形で長さ2-3mm、開花時には大きく開く。内側の2つは小さくて痕跡的。雄蘂は2、仮雄蘂は3、長楕円形で長さ2mm。核果は球形で径6-7mm、始めは赤く、後に熟して黒紫になる。
和名は山枇杷の意で、葉の形がビワに似ることによる〔牧野(1961),p.374〕。また、本種に似るためにその名が付いた植物にヤマビワソウイワタバコ科)がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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