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ヤマブキ(山吹、棣棠、学名:''Kerria japonica'')はバラ科ヤマブキ属(本種のみの一属一種)の落葉低木。黄色の花をつける。春の季語。 学名はスコットランドの植物学者ウィリアム・カーに由来する。 == 特徴 == 低山の明るい林の木陰などに群生する。樹木ではあるが、茎は細く、柔らかい。背丈は1mから、せいぜい2m、立ち上がるが、先端はやや傾き、往々にして山腹では麓側に垂れる。地下に茎を横に伸ばし、群生する。葉は鋸歯がはっきりしていて、薄い。 晩春に明るい黄色の花を多数つける。多数の雄蕊と5~8個の離生心皮がある。心皮は熟して分果になる。 北海道から九州まで分布し、国外では中国に産する。古くから親しまれた花で、庭に栽培される。花は一重のものと八重のものがあり、特に八重咲き品種(''K. japonica f. plena'')が好まれ、よく栽培される。一重のものは花弁は5枚。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤマブキ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kerria japonica 」があります。 スポンサード リンク
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