翻訳と辞書
Words near each other
・ ユマ・スコーピオンズ
・ ユマ・スマック
・ ユマ・デザート・ラッツ
・ ユマール
・ ユマ砂漠
・ ユマ郡
・ ユマ郡 (アリゾナ州)
・ ユマ郡 (コロラド州)
・ ユミ
・ ユミちゃんの引越し 〜さよならツトム君〜
ユミケカビ
・ ユミケカビ属
・ ユミコ・チェン
・ ユミソン
・ ユミックス
・ ユミット・コルクマツ
・ ユミトダバラ
・ ユミト・ダバラ
・ ユミト・ダヴァラ
・ ユミナ戦記


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ユミケカビ : ミニ英和和英辞書
ユミケカビ
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ユミケカビ : ウィキペディア日本語版
ユミケカビ

ユミケカビは、ケカビに近いカビの一つ。土壌に広く見られるほか、ヒト病原体となることもある。
== 特徴 ==
ユミケカビ(''Absidia'')は、接合菌門接合菌綱ケカビ目の代表的なカビである。この類の中では大きい群のひとつである。
共通の特徴としては以下の点が揚げられる。
*大きい胞子のうを気中菌糸につけること。空中に菌糸をよく伸ばし、先端が基質につくと仮根を出す。この気中菌糸の上に横枝として胞子のう柄を出す。多くの種ではよく1カ所から数本を束にして側面に出すのが見られる。
*胞子嚢には円錐形のアポフィシスがある。胞子のうの基部では胞子のう柄は大きく広がっており、斜めに狭まって普通の太さになる。この部分をアポフィシスという。胞子嚢そのものはほぼ球形なので、全体を見ると、漏斗の上にそれよりちょっと大きいボールを乗せたような形になる。往々にして洋梨型と表現されるが、若干印象が異なる。アポフィシスは胞子のう内部の柱軸につながるが、柱軸は大抵は円錐形で、先端に小さな突起が出るものもある。
大きい胞子のうだけを作ること、気中菌糸をよく発達させる点、アポフィシスがある点ではクモノスカビに近い。しかし、大抵はより小型で、それほど目立つものではない。クモノスカビのように台所果物の上に出現することもなく、直接に役に立つ種もないが、他面で、自然界では種数やその出現頻度はずっと大きい。雑草山野草の違いのような感じである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ユミケカビ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.