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ユングフラウ鉄道(Jungfraubahn)はスイスの登山鉄道で、19世紀末から20世紀初頭にかけて建設された。終着駅のユングフラウヨッホは、ヨーロッパで最も高い場所に位置する駅である(海抜3454メートル)。 ==概要== 全長9.3キロメートル、三相交流電化50ヘルツ1125ボルトで軌間1000ミリ、シュトループ式のラックレールを用いたラック式鉄道で最大勾配は250パーミル。日本で最も急な勾配がある区間より、さらに3倍ほど急な傾斜である。始発のクライネ・シャイデック駅を出発すると、アイガー、メンヒ両山の山中をトンネルで通過し、ユングフラウの途中にある終点ユングフラウヨッホ駅まで登る。終点ユングフラウヨッホ駅はヨーロッパで最も標高の高い鉄道駅である。全区間の所要時間は約50分程度である。電車に乗っているほとんどの時間はトンネル内であり、風光明媚な景色が常に車窓から見られるわけではないが、トンネル内には二つの駅があり、そこで乗客は下車して駅舎の窓から周辺の山々を眺望できる。旅客を運ぶだけでなく、ユングフラウヨッホの諸施設のための水なども運搬する。 なお、案内上はインターラーケンからユングフラウヨッホに至る3つの鉄道(ベルナーオーバーラント鉄道〔Berner Oberland Bahn(BOB)〕、ヴェンゲルンアルプ鉄道〔Wengernalpbahn(WAB)〕、ユングフラウ鉄道)にミューレンバーン〔Bergbahn Lauterbrunnen-Mürren(BLM)〕(ラウターブルンネン-ミューレン山岳鉄道)を加えた4鉄道の総称として、ユングフラウ鉄道(Jungfraubahnen)の呼称を用いることも多く、ベルナーオーバーラント鉄道を除く3鉄道はユングフラウ鉄道ホールディングス〔Jungfraubahn Holding AG〕の100%子会社となっており、4鉄道とも運営はユングフラウ鉄道ホールディングの67%子会社であるユングフラウ鉄道マネジメント〔Jungfraubahn Management AG〕が担当している。乗車券などは3つの鉄道共通で、インターラーケン - ユングフラウ間の共通乗車券が発券される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ユングフラウ鉄道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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