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ユングリング家のサガ : ミニ英和和英辞書
ユングリング家のサガ[ゆんぐりんぐけのさが]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いえ, け]
  1. (suf) house 2. family 

ユングリング家のサガ : ウィキペディア日本語版
ユングリング家のサガ[ゆんぐりんぐけのさが]
ユングリング家のサガ』(ユングリングけのサガ、''Ynglinga saga''、ユングリンガ・サガとも)は、1225年頃、アイスランドの詩人ストゥルラの息子スノッリ(スノッリ・ストゥルルソン)によって古ノルド語で書かれたサガである。
執筆にあたっては、『ノルウェー史』(12世紀後半に成立したノルウェーの歴史書)に収録される以前の、9世紀ノルウェースカルド詩フヴィンのシヨドルヴ(:en:Þjóðólfr of Hvinir)が作者だと考えられている『ユングリンガ・タル』(:en:Ynglingatal)に拠っている。
『ユングリング家のサガ』は、スノッリが書いた古代北欧の王の物語『ヘイムスクリングラ』の最初の部分を成している。

サガは、古代北欧の神々がスカンジナビアに出現したこと、フレイガムラ・ウプサラにおいてスウェーデン王家のユングリング家の祖となった経緯を語っている。
さらにサガは、その子孫がノルウェーに住み、のちのノルウェー王ハラルドル美髪王(''Harald Fairhair'')の祖先になったともいわれる、悪名高い統治者インギャルド(:en:Ingjald)まで、スウェーデン王の血統を語っていく。
== 日本語訳 ==

* スノッリ・ストゥルルソンヘイムスクリングラ - 北欧王朝史 -(一)』谷口幸男訳、プレスポート・北欧文化通信社、2008年、ISBN 978-4-938409-02-9。
:全訳(33-125頁)を収録。
* ヴィルヘルム・グレンベック『北欧神話と伝説』山室静訳、新潮社、1971年、ISBN 978-4-10-502501-4。
:再話「イングリング家の王たち」(230-236頁)を収録。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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