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寄せ 寄席
ヨセは囲碁用語の一つで、通常対局終盤に打たれる地の境界に関する着手のこと。かつては「侵分」とも呼んだが、現在では一般的ではない。布石、中盤を通じて明らかになってきた双方の地を確定していく段階である。 下図は、九路盤対局におけるヨセの例。 ヨセでは、一般に大きなところからお互いにヨセてゆき、次第に小さな場所に移って、最後は半コウを争って終局となるのが一般的な流れである。このため、どのヨセが何目の価値があるか、判定しながらうち進めることが大切である。ヨセ合いで互いに反発したりして、思わぬところから戦いが発生して、中盤に戻ることもある。また、特に石の根拠にかかわるような場合では、序盤から大きなヨセの手が打たれることもある。 ヨセの名手としては、安井知得、石田芳夫、張栩などが知られている。 ==ヨセの大きさ== 上図では、黒が1と出るとaの点はどちらの地でもないダメとなる。逆に白が1の点にオサエれば、aの点が白地1目となる。つまり、黒1の手は白地1目を消す「1目の手」ということになる。 上図では、黒が1に打つと△の白石が取れるため、地1目+アゲハマ1子で2目となる。逆に白が1の点に打てば、▲の黒石が取れ、これは同様に4目の価値を持つ。すなわち、1の点に先着した方は2+4で6目の得をする、つまり1は出入り6目の手ということになる。詳細は、出入り計算の項目を参照。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヨセ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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