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レヴィ小体 ( リダイレクト:レビー小体 ) : ウィキペディア日本語版 | レビー小体[れびーこてい]
レビー小体(Lewy body)とは、神経細胞の内部に見られる異常な円形状の構造物(封入体)である。ドイツ生まれの神経学者であるフレデリック・レビー(Frederic H. Lewy)によって初めて発見された。 レビー小体は主にα-シヌクレインでできており、一部のパーキンソン病などとの関連も指摘されている。 == 概要 ==
レビー小体は、中枢および末梢の神経細胞に出現する円形・好酸性の細胞質封入体で、染色すると中心部の芯(core)は濃く染まり周辺部の暈輪(うんりん)(halo)は明るく見える。電子顕微鏡では、中心部に緻密物質、周囲に放射状の細線維が認められる。物質構成としては、α-シヌクレインと、それに結合するユビキチン・ニューロフィラメントタンパク質・α-Bクリスタリンといったタンパク質から成る。レビー小体は、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン、アセチルコリンを分泌する神経細胞に好発するが、詳しい出現機序はよくわかっていない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レビー小体」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lewy body 」があります。
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