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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ レーダー : [れーだー] Radar ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
レドーム(:英語発音に近い片仮名表記は「レイドーム」)は、アンテナをその構造をもって保護するものであり、言葉自体はレーダーとドームという2つの単語のかばん語である。ラドーム、レイドーム、レードームとも。日本では略さず単に続けてレーダードームとも呼ばれる。 レドームは、風、雨、雪、砂、氷、太陽光線などの自然環境からアンテナを保護する役割を持ち、同時にアンテナや電子機器を外観上隠し、可動式アンテナと人間の接触を予防する目的もある。航空機のレドームでは、空気抵抗を小さくするよう形状に留意される。レドームには電波の透過率が高いグラスファイバーやテフロンなどが使用される。 == 地上施設 == 地上施設のレドームは、おもに風雨降雪などの気象からアンテナを保護する目的で建設設置される。電波のうち比較的高い周波数を用いるレーダーでは波長が数センチメートルからミリメートル以下に及ぶものがあり、風などによるアンテナの微動幅が波長に近いと測定結果に大きな影響を与える。レーダーサイトや気象レーダーなどの施設で見られ、日本人には気象レーダーであった富士山レーダーの映像や写真が馴染み深い。 漁船のマストの上などに見られる小型のものには球形に加工した樹脂が使われるが、電波を透過させるために金属が使えないことから、強度を必要とする大型のものにはジオデシック・ドーム構造の骨格を使う。 内部の昼夜温度変化を嫌い太陽熱を反射する目的で外観を白く塗る(或いは白い素材を用いる)場合が多い。 レドーム内で回転し360度を監視するレーダーには球型のレドームが使われることが多いが、一方向のみを監視するレーダーや固定局と通信する設備には固定式アンテナの外観に合わせたドーム形状のカバーが取り付けられる。パラボラアンテナで送受信機と電波反射面両方を覆う場合は円錐、半球、円筒などの形状になる。またドーム形状ではないが、平面レーダーにはレドームと同じ目的、同様の素材で平面状のカバーが付けられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レドーム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Radome 」があります。 スポンサード リンク
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