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ロボク
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ロボク
ロボク(蘆木、学名:、カラミテス)は、石炭紀に栄え、石炭とともに見出される化石としてのみ知られる木本様植物(属)である。現生のトクサ類に近縁で、高さ約80センチメートルぐらいの木であった。(現生トクサ類でも数メートルになるものもあるが木ではない)。リンボクなどとともに沼沢地に群生していたと考えられる。現生の蘆(アシ)のような形をしていたため蘆木(ロボク)と呼ばれている〔。 == 特徴 == 幹にはタケのような「節」があり、そこに茎と細長い葉(25本ほど)が輪生し、茎の先端の胞子穂に胞子を作って繁殖した。幹には二次木部を形成した(二次篩部はなかった)が、幹や茎は現生トクサ類と同じく中空であった。幹が折れたり破れたりすると樹脂で埋められることがあり、これは化石にもよく見られる。また地下茎を横に伸ばし、これによって無性生殖することもできた(この時代の樹木としては唯一の例)。 ペルム紀後期に絶滅したが、その頃現生のトクサ科に含まれる種が発生した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロボク」の詳細全文を読む
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