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軌条(きじょう)とは、鉄道の線路(軌道)を構成する要素のひとつで、鉄道車両の車輪がその上を転がり重量を支えるとともに進路を誘導する案内路のことである。一般的にはレールと呼ばれる場合が多い。 鉄鋼分野では、棒鋼の一種に分類されている。 一般的には、断面が逆Tの字型をした棒状の鋼製品が用いられる。これを所定の間隔で2本平行に並べ、道床の上に並べられたまくらぎの上に締結装置(犬くぎなど)を用いて固定する。まくらぎと軌条は垂直である。この様にして敷かれた線路上を走る鉄道を普通鉄道という。普通鉄道のほか、桁状の1本の案内路を使うモノレールや、特殊な案内路を用いる案内軌条式鉄道もあり、これらの軌道の材質は鋼に限られずコンクリートなども用いられる。 ここでは、普通鉄道に使われる鋼製の断面が逆T字型をした鉄道レールを中心に記述する。 == 概要 == レールは車両の重量を直接に支え、車輪からの1点荷重を枕木と道床に分布させるとともに、車両に円滑な走行面を与え、車輪が脱線しないように車両を案内する役割を持っている。また、車輪の軸重による垂直荷重のほかに、蛇行動や曲線での横圧荷重や水平荷重に十分に耐えられるものでなければならない。また、信号機の制御に使用される、軌道回路の信号電流やモーターで使用された動力電流の帰線の回路としても使用されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「軌条」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Rail profile 」があります。 スポンサード リンク
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