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ロンデル : ミニ英和和英辞書
ロンデル
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ロンデル : ウィキペディア日本語版
ロンデル

ロンデルrondel)は、フランス抒情詩詩形ロンドーの変化形で、2つの四行連の後に1つの五行連(あるいは六行連)が続き、全部で13行(あるいは14行)になる。ロンデルは14世紀に発明され、おそらく英語よりフランス語により適している。ロンドー体(Roundel)もロンデルと呼ばれるが、混同してはいけない。
==構造==
ロンデルの第1の最初の2行はリフレインで、第2連の最後の2行で繰り返され、第3連では最初(第1行)のリフレインのみが最後に繰り返される(あるいは2行のリフレインが繰り返される)。たとえば、「A」と「B」がリフレインとすると、ロンデルの押韻構成は「ABba abAB abbaA」(あるいは「ABba abAB abbaAB」)になる。一般的に、1行は8音節から成っている。

ロンデル形式の詩で最も知られているものは、シャルル・ド・ヴァロワの『Le Printemps』である。
:Le temps a laissié son manteau - (A)
:De vent, de froidure et de pluye, - (B)
:Et s’est vestu de brouderie, - (b)
:De soleil luyant, cler et beau. - (a)
:Il n’y a beste, ne oyseau, - (a)
:Qu’en son jargon ne chant ou crie : - (b)
:Le temps a laissié son manteau - (A)
:De vent, de froidure et de pluye. - (B)
:Riviere, fontaine et ruisseau - (a)
:Portent, en livrée jolie, - (b)
:Gouttes d’argent et d’orfaverie, - (b)
:Chascun s’abille de nouveau. - (a)
:Le temps a laissié son manteau. - (A)
ステファヌ・マラルメ1896年に雑誌『La Plume』にロンデル形式の詩を発表した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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