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ロンデル(rondel)は、フランスの抒情詩の詩形。ロンドーの変化形で、2つの四行連の後に1つの五行連(あるいは六行連)が続き、全部で13行(あるいは14行)になる。ロンデルは14世紀に発明され、おそらく英語よりフランス語により適している。ロンドー体(Roundel)もロンデルと呼ばれるが、混同してはいけない。 ==構造== ロンデルの第1連の最初の2行はリフレインで、第2連の最後の2行で繰り返され、第3連では最初(第1行)のリフレインのみが最後に繰り返される(あるいは2行のリフレインが繰り返される)。たとえば、「A」と「B」がリフレインとすると、ロンデルの押韻構成は「ABba abAB abbaA」(あるいは「ABba abAB abbaAB」)になる。一般的に、1行は8音節から成っている。 ロンデル形式の詩で最も知られているものは、シャルル・ド・ヴァロワの『Le Printemps』である。 :Le temps a laissié son manteau - (A) :De vent, de froidure et de pluye, - (B) :Et s’est vestu de brouderie, - (b) :De soleil luyant, cler et beau. - (a) :Il n’y a beste, ne oyseau, - (a) :Qu’en son jargon ne chant ou crie : - (b) :Le temps a laissié son manteau - (A) :De vent, de froidure et de pluye. - (B) :Riviere, fontaine et ruisseau - (a) :Portent, en livrée jolie, - (b) :Gouttes d’argent et d’orfaverie, - (b) :Chascun s’abille de nouveau. - (a) :Le temps a laissié son manteau. - (A) ステファヌ・マラルメも1896年に雑誌『La Plume』にロンデル形式の詩を発表した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロンデル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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