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ヴァーナラ : ミニ英和和英辞書
ヴァーナラ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ヴァーナラ ( リダイレクト:ヴァナラ ) : ウィキペディア日本語版
ヴァナラ[ちょうおん]

ヴァナラ梵語वानर ''Vanara'')は、インド神話に登場する(もしくは)の様な姿の種族。「猿の毛皮や尾を持つ人間」を意味する。叙事詩ラーマーヤナ』において勇敢で好奇心に満ちた性質で描かれる。
『ラーマーヤナ』によれば、ヴァナラ族は主に今の南インドに当たるキシュキンダーに生息していた。ラーマ王子がさらわれた妻シーターを探している途中で彼らと出会う。ヴァナラ達は彼に協力し、シーターの捜索に加わり、シーターをさらったラーヴァナとの戦いにも加勢した。
叙事詩で解説されているヴァナラ族の特徴は愉快で、子供っぽく、適度に腹立たしく、欲しがりで、とても活発で、冒険好き、無愛想に正直、忠実で、勇敢にして親切である。人間の平均より少なくとも30cmは背が低く、体は薄い毛皮に覆われる。体毛は大抵茶色である。
ヴェーダの学問に精通している者も多く、変身の術で人間の姿をとることができる。
よく知られるヴァナラ族にラーマの忠実なる支援者であるハヌマーンがおり、彼以外にもスグリーヴァヴァーリンアンガダなどが知られる。これら主要なヴァナラはヴィシュヌ神の転生が決まったとき、転生したヴィシュヌ=ラーマ王子を補佐する目的で神々が生み出したとされる。その中でも特にハヌマーンの誕生が特筆されている。
== 主なヴァナラ ==

*ハヌマーン - 風神ヴァーユの子
*スグリーヴァ - 太陽神スーリヤの子。猿王
*ヴァーリン - 雷神インドラの子。猿王
*ガンダマダン - 財宝の神クベーラの子
*ナラ - 工匠神ヴィシュヴァカルマンの子。ランカー島に橋をかけた
*ニーラ - 火神アグニの子
*マインドラ、ディヴィク - 医術の神アシュヴィン双神の子
*スシェーナ - 水神ヴァルナの子
*シャラバ - 雨神パルジャニャの子
*アンガダ - 猿王ヴァーリンの子
*ターラー - 猿王ヴァーリンの妃、アンガダの母
*ルーマー - 猿王スグリーヴァの妃
*ジャーンバヴァット - 熊の老王

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴァナラ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Vanara 」があります。




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