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ヴォトキンスク : ウィキペディア日本語版
ヴォトキンスク

ヴォトキンスク(ヴォートキンスク、、ラテン文字表記の例: , , ''Votka''、ヴォトカ)は、ロシアウラル山脈の西側にあるウドムルト共和国にある工業都市。
ウドムルト共和国の首都イジェフスクの北東50キロメートルに位置する。カマ川の支流ヴォトカ川が流れることからヴォトキンスクという。ヴォトカ川はダムでせき止められており、その人工湖に沿ってヴォトキンスクの街が伸びている。30キロメートル離れた場所にはヴォトキンスク水力発電所がある。
人口は2010年国勢調査で99,022人、2002年国勢調査で99,441人、1989年ソ連国勢調査で103,509人。
== 歴史 ==
18世紀後半にはウラル地方の各地で鉱山や工場の開発が進んだ。ヴォトキンスクの集落が開かれたのは1759年で、冶金工場・鉄工所が開業した年を開基の年としている。現在も金属工業が町の主産業となっている。最初はカザン県に属したが、1796年から1917年まではヴャトカ県のサラプル郡に属した。1935年に市の地位を与えられた。
ヴォトキンスクはロシアの偉大な作曲家ピョートル・チャイコフスキーの生誕地として知られる。チャイコフスキーの父親は鉱山技師で、チャイコフスキーは10歳でサンクトペテルブルクの法律学校に送られるまで、幼少期を森や川に囲まれたヴォトキンスクで過ごした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴォトキンスク」の詳細全文を読む




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