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一般ディリクレ級数 : ミニ英和和英辞書
一般ディリクレ級数[いっぱんでぃりくれきゅうすう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いち]
  1. (num) one 
一般 : [いっぱん]
  1. (n,adj-no) general 2. liberal 3. universal 4. ordinary 5. average 
: [きゅう]
  1. (n,n-suf) class, grade, rank 2. school class, grade 
級数 : [きゅうすう]
 【名詞】 1. (gen) (math) series 2. progression
: [すう, かず]
  1. (n,n-suf) number 2. figure 

一般ディリクレ級数 : ウィキペディア日本語版
一般ディリクレ級数[いっぱんでぃりくれきゅうすう]
一般ディリクレ級数(いっぱんでぃりくれきゅうすう、)とは、
複素数\scriptstyle\_、無限大に発散する狭義の単調増加列 \scriptstyle\_ および複素数 ''s'' に対して、
で表される級数のことをいう。指数型のディリクレ級数または広義のディリクレ級数ともいう。
特に、\lambda_n = \log n のとき、
であり、(通常)ディリクレ級数となる。
また、\lambda_n = nz = e^ とすると、
と、ベキ級数になる。
''s'' を変数とみなし、一般ディリクレ級数の収束性を問わないとき、形式的一般ディリクレ級数 (formal general Dirichlet series)という。
== 収束性 ==

=== 収束軸 ===
任意の一般ディリクレ級数に対して、次のいずれかが成り立つ。
# 任意の複素数 ''s'' に対して、一般ディリクレ級数は収束する。
# 任意の複素数 ''s'' に対して、一般ディリクレ級数は発散する。
# 一般ディリクレ級数が \scriptstyle\operatorname\ s > \sigma_c を満たす複素数 ''s'' に対して収束し、\scriptstyle\operatorname\ s < \sigma_c を満たす複素数 ''s'' に対して発散する様な実数 \scriptstyle\sigma_c が存在する。
この \scriptstyle\sigma_c を一般ディリクレ級数の収束軸 (line of convergence)または収束座標 (abscissa of convergence)という。
収束軸について、一般ディリクレ級数が常に収束するときは \scriptstyle-\infty、常に発散する場合は \scriptstyle+\infty と定める。
収束軸の値の求め方
一般ディリクレ級数
の収束軸 \scriptstyle\sigma_c の値は、以下の様に求められる。
* \textstyle s_n = \sum_^na_k が発散する場合
*: \sigma_c = \limsup_\frac
* \textstyle s_n = \sum_^na_k が収束する場合
*: \sigma_c = \limsup_\frac
また、
という式も知られている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「一般ディリクレ級数」の詳細全文を読む




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