翻訳と辞書
Words near each other
・ 三輪君高市麻呂
・ 三輪和雄
・ 三輪和雄 (医師)
・ 三輪和雄 (社会運動家)
・ 三輪哲二
・ 三輪善兵衛
・ 三輪善雄
・ 三輪嘉六
・ 三輪執斎
・ 三輪士郎
三輪壽雪
・ 三輪太郎
・ 三輪子首
・ 三輪学
・ 三輪学 (作曲家)
・ 三輪学 (俳優)
・ 三輪宏真
・ 三輪実
・ 三輪實
・ 三輪寿壮


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

三輪壽雪 : ミニ英和和英辞書
三輪壽雪[みわ じゅせつ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [み]
  1. (num) three 
三輪 : [みわ, さんりん]
 【名詞】 1. three wheels 
: [わ]
 【名詞】 1. ring 2. hoop 3. circle 
: [ゆき]
 【名詞】 1. snow 

三輪壽雪 : ウィキペディア日本語版
三輪壽雪[みわ じゅせつ]
三輪壽雪(みわ じゅせつ 1910年(明治43年)2月4日 - 2012年(平成24年)12月11日)は日本の陶芸家。第十一代三輪休雪。1983年に人間国宝に認定された。本名は節夫。
== 略歴 ==
山口県萩市出身。代々萩焼を家業とし、旧萩藩御用窯であった三輪窯の九代休雪・三輪雪堂の三男として誕生する。
1927年旧制萩中学校卒業後、兄である十代休雪(隠居後は休和)を助けながら伝統技法を学んだ。1941年三重県津市に工房を構えていた川喜田半泥子に師事し、茶陶の制作技法を身につける。独立までの約30年間ひたすら修練に打ち込み、召集令が出された1944年以外は作陶の手を休める事はなかった。
1955年雅号を「休」と称し作家活動を開始。1957年日本伝統工芸展に初出品した「組皿」が入選し、1960年には日本工芸会正会員になるなど、十代休雪と並び高い評価を受けた。萩焼の伝統を受け継ぎながらも独特な感覚による作陶を為し、因習的な茶陶の作風に新たな展開を示した。長石を原料とした釉薬を用いる伝統的な萩焼に加え、休雪が大成した純白の藁灰釉による「休雪白」の作品を発表しているが、特に後者は豪快かつ大胆な意匠と融合し大きな特色となっている。
1967年、兄の休雪の隠居後、三輪窯を受け継ぎ十一代休雪を襲名。
1976年紫綬褒章1982年(昭和57年)には勲四等瑞宝章を受章、1983年4月13日に重要無形文化財「萩焼」保持者に認定された。兄弟での人間国宝認定は陶芸界で前例の無い快挙であった。
その後も作陶への探究を続け、粗めの小石を混ぜた土を原料とした古くからの技法である「鬼萩」を自らの技法へと昇華させた。2003年(平成15年)に長男龍作へ休雪を譲り、自らは壽雪と号を改めた。土練機を用いず土踏みでの粘土作りを続けるなど、全ての作陶過程を自らの手で行う事にこだわりを持ち、晩年まで活動を続けた。2012年(平成24年)12月11日、老衰のため死去。。叙従五位

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「三輪壽雪」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.