翻訳と辞書
Words near each other
・ 不思議の国の千一夜
・ 不思議の国の千一夜 〜ヘンデク★アトラタン物語〜
・ 不思議の国の女たち
・ 不思議の国の少女
・ 不思議の国の美幸ちゃん
・ 不思議の国ニッポン
・ 不思議の壁 (アルバム)
・ 不思議の夢のアリス
・ 不思議の森の妖精たち
・ 不思議の海のナディア
不思議の部屋
・ 不思議は何で出来ているか
・ 不思議コメディー
・ 不思議コメディーシリーズ
・ 不思議シリーズ
・ 不思議ナックルズ
・ 不思議取り扱います 付喪堂骨董店
・ 不思議少女 ナイルなトトメス
・ 不思議少女 加藤うらら
・ 不思議少女ナイルなトトメス


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

不思議の部屋 : ミニ英和和英辞書
不思議の部屋[ふしぎ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふ]
  1. (n-pref) un- 2. non- 3. negative prefix
不思議 : [ふしぎ]
  1. (adj-na,n) wonder 2. miracle 3. strange 4. mystery 5. marvel 6. curiosity 
思議 : [しぎ]
  1. (n,vs) conjecture 2. guess
部屋 : [へや]
 【名詞】 1. (1) room 2. (2) sumo stable 

不思議の部屋 ( リダイレクト:驚異の部屋 ) : ウィキペディア日本語版
驚異の部屋[きょういのへや]

驚異の部屋(きょういのへや)は、15世紀から18世紀にかけてヨーロッパで作られていた、様々な珍品を集めた博物陳列室である。ドイツ語のWunderkammer(ヴンダーカンマー)の訳語「不思議の部屋」とも呼ばれる。その他の呼び名にはKunstkammer(クンストカンマー)、Cabinet of curiosities(キャビネット・オブ・キュリオシティーズ)がある。
15世紀イタリア諸侯や有力貴族の間で作られたことに始まり、16世紀にはドイツ語圏に伝わって、王侯貴族だけでなく学者や文人の間でも作られるようになった。自然物も人工物も珍しいものなら分野を隔てず一所に取り集められるのが特徴で、その収集対象も、珊瑚石英を加工したアクセサリーや、アルチンボルドを始めとする奇想を描いた絵画、(しばしば架空の)動植物の標本ミイラ、巨大な巻貝、オウムガイで作った杯、ダチョウの卵、イッカクの角(ユニコーンの角だと思われていた)、象牙細工、ミニチュア細工、錬金術の文献、異国の武具、数学や医学用の道具、天球儀地球儀オートマタ、東洋の陶磁器聖遺物アンティークなど多岐にわたる。科学・分類学の発達と市民社会の台頭などにより18世紀半ばに廃れていったが、そのコレクションのいくつかは今日の博物館の前身となった。大英博物館ハンス・スローン卿のヴンダーカンマーの収集物を基にして作られたものである。
== 参考文献 ==

* 小宮正安愉悦の蒐集 ヴンダーカンマーの謎集英社新書ヴィジュアル版、2007年
* ホルスト・ブレーデカンプ 『古代憧憬と機械信仰 - コレクションの宇宙』 藤代幸一、津山拓也訳、法政大学出版局、1996年
* エリーザベト・シャイヒャー 『驚異の部屋 - ハプスブルク家の珍宝蒐集室』 松井隆夫、松下ゆう子訳、平凡社、1991年

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「驚異の部屋」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cabinet of curiosities 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.