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世界ブラスナックル王座 : ミニ英和和英辞書
世界ブラスナックル王座[せかいぶらすなっくるおうざ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よ, せい]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 
世界 : [せかい]
 【名詞】 1. the world 2. society 3. the universe 
: [おう]
  1. (n,n-suf) (1) king 2. ruler 3. sovereign 4. monarch 5. (2) king (for senior player) (shogi) 
王座 : [おうざ]
 【名詞】 1. throne 
: [ざ]
  1. (n,n-suf) seat 2. one's place 3. position 

世界ブラスナックル王座 : ウィキペディア日本語版
世界ブラスナックル王座[せかいぶらすなっくるおうざ]
世界ブラスナックル王座(せかいブラスナックルおうざ)は、かつてFMWが認定・管理していたプロレスのタイトルである。
FMWのシングル王座としては、「WWA世界ブラスナックル王座」及び「WFDA世界マーシャルアーツ王座」の流れを汲むものであり、特に、一旦封印状態にあった、前者の新装復活版ともいえる。
FMWがエンターテイメント路線を導入する前、一時期「インディペンデント・ワールド・世界ヘビー級王座」と併せる形で「FMW二冠統一王座」としていた。
== 来歴 ==
1993年、当時はW★INGプロモーションに所属していたミスター・ポーゴが、突如FMWの会場に単身で乱入。その直前に大仁田厚が、離脱者の復帰も想定しての「FMWマットのオープン化」を宣言しており、それに呼応した形でのUターンとみられたが、「大仁田のことが本当に憎くて仕方がない」とするポーゴは、大仁田に早速一騎打ちを迫った。
これに対し大仁田は、休眠状態にあったWWAブラスナックル王座のベルトを持ち出し、ベルトと並んで記者会見を行う。その席上で大仁田は、ポーゴの挑戦を受けると共に、「ポーゴとの闘いのために、WWAブラスナックルのベルトを復活させてもいい」と発言。
大仁田とポーゴの久々の一騎打ちは早速、同年7月24日に福岡県北九州市・ベイスクエアにて『ノーロープ有刺鉄線バリケードマット電流地雷爆破ダブルヘルデスマッチ』として実現。この時、大仁田のセコンドについたミスター珍がリングに乱入、ポーゴが珍を爆破装置付きの有刺鉄線に叩き込む事態が起きる。かくして増幅された遺恨を引きずる形で、大仁田とポーゴが再度、同年8月22日に、観客動員の面で苦戦していた関西地方で行うビッグマッチの目玉として、阪急西宮スタジアムで対決することが緊急決定、さらにこの試合は、『有刺鉄線電流地雷監獄リング時限爆破デスマッチ』、そして『世界ブラスナックル王座決定戦』として行われることになった。
西宮での一騎打ちを制して初代王者となった大仁田は、ポーゴとの因縁が再燃。1995年5月の引退まで大仁田は、この新王座を通じ、ポーゴとの遺恨清算に身を費やすこととなった。
王座決定戦の際にはチャンピオンベルトが無く、しばらくベルトが不在の状態が続いたが、後日になってようやく、1970-80年代に使われたNWA世界ヘビー級王座のデザインを模した〔1973年作成の、角ばったデザインのものを模した。“本家”においてバックルの中央近くに描かれた「地球」の部分に、人間の「拳骨」が描かれている。〕ベルトが新調された。皮肉にもこの新しいベルトを初めて手にしたのは、大仁田を破ったポーゴだった。
その後も大仁田は、時に「ポーゴ大王」という化身まで投入しての、ポーゴの残忍な攻撃に幾度も苦杯を嘗めることになったが、引退試合前日となった1995年5月4日、“最後の一騎打ち”として行ったタイトルマッチで、火炎殺法を返す奥の手で王座を奪還、遺恨にひとまずの決着をつける。そして翌5月5日、ヘビー級へ転身したハヤブサとの、『ノーロープ有刺鉄線金網電流爆破時限爆弾デスマッチ』を、急きょ当王座も賭けた引退試合として行い勝利、有終の美を飾った。
空位となった王座は、大仁田からエースの座を託されたハヤブサが手中に収め、以降しばらくは、『新生FMW』と呼ばれた新路線において、唯一のヘビー級のシングル王座として機能していくこととなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「世界ブラスナックル王座」の詳細全文を読む




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