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久努 麻呂(くぬ の まろ、生没年不詳)は、飛鳥時代の人物。氏は阿倍久努(あべのくぬ)ともいう。姓は臣のち朝臣。 久努氏(久努臣)は阿倍氏の一族〔太田亮『姓氏家系大辞典』角川書店、1963年〕。麻呂を久努阿加布の子とし、麻呂の子に阿倍御田次〔和銅5年(712年)に久努から阿倍に復姓(『続日本紀』和銅5年11月20日条)。〕がいたとする系図がある〔「安倍氏系図」(『玉簾』(『吉備安倍小田中井系図』として無窮会文庫蔵)所収)(宝賀寿男『古代氏族系譜集成』古代氏族研究会、1986年 による)〕。 天武天皇4年4月8日(675年5月7日)、天皇は当摩広麻呂と久努麻呂の二人に朝廷に来ることを禁じた。理由は不明である。4月14日(5月13日)、久努臣麻呂は天皇の命令に反した罪で、官位を剥奪された。このとき麻呂の位は小錦下であった。 その後、赦されたらしく、天武天皇の葬儀に際して、朱鳥元年9月29日(686年10月21日)に直広肆阿倍久努朝臣麻呂は、刑官のことを誅した。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「久努麻呂」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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