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九条 兼良(くじょう かねよし)は、平安時代末期から鎌倉時代前期の公卿。九条兼実の弟系である兼房流九条家の祖。 承安5年(1175年)4月7日、伯父松殿基房の猶子として元服し従五位上に叙せられる。治承2年(1178年)に正五位下となる。文治2年(1186年)に侍従兼右近衛少将となり、翌年には正四位下に進んで近江介を兼ねる。以後、伯父である九条兼実の庇護の下で順調に昇進し、文治4年(1188年)に右近衛中将に昇進し、翌年には従四位上続いて正四位下に叙せられ、建久元年(1190年)に中宮権亮を兼務して同年6月19日に従三位に叙せられる。建久4年(1193年)に正三位、建久9年(1198年)に従二位に進む。正治元年(1199年)に右近衛中将を辞任して権中納言に任じられ、翌年には中宮大夫を兼務する。建仁2年(1202年)に正二位権大納言となる。元久2年(1205年)に大納言に転じ、建暦元年(1211年)まで務めた。承久2年(1220年)に出家して翌年に薨去した。 かねよし category:鎌倉時代の公家 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「九条兼良」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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