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【名詞】 1. trade 2. commerce =========================== ・ 互市 : [ごし] 【名詞】 1. trade 2. commerce ・ 市 : [し] 1. (n-suf) city
互市(ごし)は、中国における陸上貿易、あるいはそれが行われた場所をいい、特に北方の遊牧民族との貿易を指す場合が多い。 中国と北方の諸民族との交易は、古来から様々な形で行われてきた。北方に産する馬や羊、毛皮と中国の絹織物や穀物などが取引された。だが、唐代までは互市は少なく、周辺民族の略奪、あるいは中国からの賜物という形が主流であった。だが、唐の勢力衰退と周辺民族の発展に伴い、交易環境が様変わりするようになった。 宋代に入ってこうした状況の変化に伴い、遼や金などの周辺の異民族国家と国境上の各所に互市場(権場)を設け、頻繁に交易を行うようになった。 互市が盛んに行われたのは宋代であったが、明代でも行われた。特にモンゴルとの間に互市(馬市)が開かれたが、モンゴル側の要求と明側の対応の食い違いがあって、土木の変や庚戌の変など、様々な紛争を引き起こす原因となった。 なお、海上貿易の場合、互市舶あるいは市舶といった。 category:中国の制度史 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「互市」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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